モントリーオール(カナダ)
作品概要
重力が真反対に作用する “双子惑星”に住む、運命の恋人たち―。
これまで誰も見たことがない、革新的なコンセプトをベースに、新たなラブ・ストーリーの名作が誕生!
主人公アダム役は『アクロス・ザ・ユニバース』から『クラウド アトラス』まで、幅広い活躍を見せるジム・スタージェス。アダムの運命の女性、エデン役には『スパイダーマン』シリーズのヒロインとして広く知られ、『メランコリア』でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したキルスティン・ダンスト。
スクリーン上で魔法のような化学反応を見せる2人が、純愛を貫く恋人たちの優しさと強さを繊細に体現。
監督と脚本を手がけたのは、アルゼンチンの巨匠フェルナンド・E・ソラナスの息子、フアン・ソラナス。
二重引力が働く、驚くべきアシンメトリーの世界を見事に映像化しました。
ディストピア的SFの設定と、「ロミオとジュリエット」のようなドラマチックな愛の物語を見事に融合したラブ・ファンタジー。
(C)2011 / UPSIDE DOWN FILMS- LES FILMS UPSIDEDOWN INC -ONXY FILMS -TRANSFILM INTL -STUDIO37 – KINOLOGIC – FILMS – (UD)-JOUROR PRODUCTIONS -FRANCE 2 CINEMA
ストーリー・予告編
“二重引力”が存在する世界。太陽の周りを回りながら、真反対に引力が作用する双子の惑星が存在した。
貧困層の住む「下の世界」の燃料を不当に搾取する「上の世界」には富裕層が住み、両世界間の交流は法で厳しく禁じられていた。
下の世界に住む少年アダムは、上の世界の少女エデンに恋をした。
人里離れた丘で交流を深める二人。
しかしある日、一緒にいる所を警備隊に見つかってしまう。逃げようとしたエデンは頭を強く打ち意識を失う。アダムは上の世界の人間と交流を持った罪で家を焼き払われた。
10年後。偶然エデンの生存を知ったアダムは、2つの世界を唯一繋いでいる「トランスワールド社」へ入社する。
危険を承知で上の世界に潜入し、エデンとの再会を試みるのだったが・・・ 重力が真反対に働く、それぞれの世界に捕らわれたアダムとエデン。
二人は一緒になることができるのだろうか?
地域ばなし
トランスワールド社のビルのモデルとなったのは、モントリーオールのプレイス・ヴィル・マリーです。
(1960年代につくられた47階建てのオフィスビルとショッピングモール)
下の世界のモデルとなったのは、1970年代のベルリン・ハバナです。
(使われていない歴史的建築物が残る廃れた町の風景で、アンドレイ・タルコフスキーの映画などが参考になっています。)
ロケ地
カナダ
ケベック州:モントリーオール
キャスト
キルスティン・ダンスト、ティモシー・スポール
スタッフ
監督:フアン・ソラナス
脚本:フアン・ソラナス
製作:アトン・スマーシュ、アレクシ・ボナール、ディミトリー・ラッサム、クロード・レジェ、ジョナサン・バンガー
音楽:ブノワ・シャレスト
撮影:ピエール・ギル
美術:アレックス・マクダウェル
衣装:ニコレッタ・マッソーネ
編集:ポール・ジュトラ
作品データ
- クレジット:(C)2011 / UPSIDE DOWN FILMS- LES FILMS UPSIDEDOWN INC -ONXY FILMS -TRANSFILM INTL -STUDIO37 – KINOLOGIC – FILMS – (UD)-JOUROR PRODUCTIONS -FRANCE 2 CINEMA
- 製作年:2012年
- 公開日:2013年9月7日 角川シネマ有楽町、ヒューマントラスト渋谷ほか全国ロードショー
- 製作国:カナダ、フランス
- 配給:角川映画
- 上映時間:108分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:
- 原題・英題:UPSIDEDOWN
- オフィシャルサイト:http://upside-down.jp/
ゆかりの地図
モントリーオール |
45.511159,-73.55484 |