パリ、ボルドー、ル・ビュグ、ペリグー、ヴァンセンヌ(フランス)、ロンドン(イギリス)
作品概要
(C)2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINEMA
夏の日差し溢れるパリ。穏やかで幸せだった日々に、突然起きた悲劇。 大切な姉を失った青年ダヴィッドは、母を亡くしひとりぼっちになった姪アマンダの世話を引き受けることに。 消えない悲しみを分かち合い、寄り添って生きようとする感動の物語。 第31回東京国際映画祭、審査員満場一致でグランプリと最優秀脚本賞のW受賞。
ストーリー
夏の日差し溢れるパリ。便利屋業として働く青年ダヴィッドは、パリにやってきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたが、突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは悲しみに暮れる。そして彼は、身寄りがなくひとりぼっちになってしまった姪アマンダの世話を引き受けることになる…。親代わりのように接しようとするが、まだ若いダヴィッドには荷が重く、戸惑いを隠せない。アマンダも、母親を失ったことをなかなか受け入れられずにいる。互いに不器用で、その姿は見ていてもどかしく、しかし愛おしい。悲しみは消えないが、それでも必死に逞しく生きようとするアマンダと共に過ごすことで、ダヴィッドは次第に自分を取り戻していく。
クリップ1
第31回東京国際映画祭上映作品
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地域ばなし・プロダクションノート
アマンダとダヴィッドが一緒に歩くシーンは、パリの「プロムナードデベルジュドラセーヌ」(Berges de la Sein)でロケ撮影されました。
アマンダとダヴィッドが、パターゴルフをするシーンは、パリの「ヴァンセンヌの森」でロケーション撮影されました。
アマンダの小学校のシーンは、パリの「ジョルジュコートラインカレッジ」(Collège Georges Courteline)で撮影されています。
センドリーヌが高校で英語を教えているシーンは、パリの「アラゴ中等学校」(Lycée Arago)がロケ地です。
ダヴィッドが公園で剪定しているシーンは、「ルイイ・ポール・ペルナン庭園」(Jardin de Reuilly)で撮影されました。
ダヴィッドが、海外からの旅行者を待っているシーンのロケ地は、パリの「リヨン駅」です。
ダヴィッドとサンドリーヌが、パリの街を自転車で一緒に走るシーンは、パリの「ロケット通り」でロケーション撮影されました。
レナの故郷の田舎町のシーンは、フランス・ドルドーニュ県(Dordogne)のペリグー(Périgueux)で撮影されました。
イギリス・ロンドンのウィンブルドンでロケ撮影が敢行されています。
アマンダとダヴィッドが、イギリス・ロンドンに到着するシーンは、セント・パンクラス駅がロケ地です。
イギリス・ロンドンのテムズ川の川岸で、座礁鯨について話すシーンが撮影されました。
ロケ地
フランス
パリ(Paris):
プロムナードデベルジュドラセーヌ(Berges de la Sein)、セーヌ川(La Seine)、ヴァンセンヌの森(Bois de Vincennes)、ドメニル大通り(Avenue Daumesni)、シャレントン通り(シャレントン通り)、Collège Georges Courteline、アラゴ中等学校(Lycée Arago)、プラス・デ・フェット(Place des Fêtes)、ルイイ・ポール・ペルナン庭園(Jardin de Reuilly)、リヨン駅 (Gare de Lyon)、ロケット通り(Rue de la Roquette)、レオン・ブラム広場(Place Léon Blum)、ヴァルベール広場(Place Valhubert)
ジロンド県(Gironde)
ボルドー(Bordeaux):メリアデック(Quartier Mériadeck)
ドルドーニュ県(Dordogne)
ル・ビュグ(Le Bugne)
ペリグー(Périgueux):ファージュ通り(Rue des Farges)、プレ通り(Rue des Prés)
ヴァル=ド=マルヌ県(Val-de-Marne)
ヴァンセンヌ(Vincennes):ヴァンセンヌ城(Château de Vincennes)
イギリス
ロンドン(London):ウィンブルドン、テムズ川の川岸(Banks of the River Thames)、セント・パンクラス駅(St. Pancras Station)
クリップ2
第31回東京国際映画祭上映作品
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映画にちなんだもの
エルヴィスは建物を出た(Elvis has left the building)、テロ事件、自転車、庭仕事、ピアノ教師、白ウサギ(兎)、Facebook、SNS、テニス、ウィンブルドン、父子家庭、後見制度、後見人、養護施設、カウンセリング、ガチョウゲーム、モンゴルの住居(ユルト)、チェス、オウム(鸚鵡)、リハビリ、パターゴルフ、テニス、座礁鯨(クジラ)、電子ピアノ
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:
スイカ(西瓜)、シュークリーム、チョコのクロワッサン、オレンジジュース、魚のフライ、タルト、バゲット、コーヒー、ビール、シリアル、赤ワイン、木苺のワイン
キャスト
バンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレール、ジョナタン・コエン、グレタ・スカッキ
スタッフ
監督:ミカエル・アース
脚本:ミカエル・アース、モード・アメリーヌ
プロデューサー:ピエール・ガイヤール
音楽:アントン・サンコ
撮影:セバスチャン・ブシュマン
編集:マリオン・モニエ
作品データ
- クレジット:(C)2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINEMA
- 製作年:2018年
- 公開日:2019年6月22日
- 製作国:フランス
- 配給:ビターズ・エンド
- 上映時間:107分
- 映倫区分:PG12
- 受賞歴等:第31回東京国際映画祭東京グランプリ・最優秀脚本賞受賞、第75回ヴェネチア国際映画歳オリゾンティ部門マジック・ランタン賞受賞、他。
- 原題:Amanda
- オフィシャルサイト: http://www.bitters.co.jp/amanda/
ゆかりの地図
プロムナードデベルジュドラセーヌ |
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