コッコラ、ヘルシンキ(フィンランド)
作品概要
©2016 Aamu Film Company Ltd
全世界の映画祭で絶賛。フィンランド発、愛と歓びに満ちた実話の映画化。
無心に拳を振るう姿、二人乗り自転車、石投げ、凧揚げ、そしてサウナの後一人泳ぐ湖。ストイックさがつきもののボクシング映画とはひと味違う、二人の恋模様を甘酸っぱく描く。
幸せの価値観なんて人それぞれ。人を想うことの美しさを描き、世界中の観客を虜にした、笑って泣いて心に染み入るハートウォーミングストーリー。
ストーリー
1962年、夏。プロボクサーのオリ・マキは、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うチャンスを得る。 ヘルシンキの明るい陽射しの中、お膳立てはすべて整いあとは減量して集中するだけ。周囲の期待を一身に背負い、フィンランドの誇りのために闘うはずだった。 そんな時、なんとオリはライヤに恋をしてしまった! 国中の期待を背負う周囲が勝手に盛り上がり、赤の他人に期待される中、自分なりの幸せをつかむために彼が取った行動とは?
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
地域ばなし・プロダクションノート
フィルンランドの小さな港町「コッコラ」出身のユホ・クオスマネン監督は、同郷の英雄オリ・マキのエピソードを映画化するにあたり、同郷のヤルコ・ラハティ(近所に住む同級生)とオーナ・アイロラをキャスティングしています。
劇中で、オリ・マキとライヤが手を繋ぎながら川べりを歩くシーンですれ違う老夫婦は、本物のオリ・マキとライヤです。
往年のヌーヴェルヴァーグを思わせる60年代の空気を再現するべく、モノクロの16mmフィルムで実在のボクサーの人間味溢れるエピソードを瑞々しく描いています。
ロケ地
フィンランド
ヘルシンキ(Helsinki):ヴァッリサーリ島(Vartiosaari)、ヘルシンキ・オリンピックスタジアム(Olympiastadion)、ヘルシンキ中央駅(Helsinki Central railway station)、カイヴォプイスト公園(Kaivopuisto,)
映画にちなんだもの
ボクシング、減量、結婚指輪、サウナ
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:パン、ソーセージ
キャスト
ヤルコ・ラハティ、オーナ・アイロラ、エーロ・ミロノフ、アンナ・ハールッチ、エスコ・バルクゥエロ
スタッフ
監督:ユホ・クオスマネン
脚本:ユホ・クオスマネン
音楽:ミーカ・スノーレ、ラウラ・アイロ
撮影:J・P・パッシ
音響:ピエツ・コルホネン
編集:ユッシ・ラウタニエミ
作品データ
- クレジット:©2016 Aamu Film Company Ltd
- 製作年:2016年
- 公開日:2020年1月17日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開
- 製作国:フィンランド=ドイツ=スウェーデン
- 配給:ブロードウェイ
- 上映時間:92分
- 映倫区分:PG12
- 受賞歴等:第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ受賞。フィンランド・アカデミー賞で最多8部門受賞。米国アカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品。
- 原題:Hymyilevä mies
- 英題:The Happiest Day in the Life of Olli Mäki
- オフィシャルサイト: https://olli-maki.net-broadway.com/
ゆかりの地図
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