カツベン!

福島県福島市・会津若松市、岐阜県下呂市、滋賀県大津市・近江八幡市・豊郷町、栃木県真岡市・日光市、茨城県つくば市・常総市、千葉県県印旛郡、奈良県奈良市、京都府京都市、東京都練馬区

作品概要

©2019「カツベン!」製作委員会

『Shall we ダンス?』や『それでもボクはやってない』など数々の名作を生み出してきた周防正行監督が、しゃべりのスペシャリスト“活動弁士”をテーマに描く、笑って、泣ける、極上エンターテインメント。

2019年12月13日公開
上映館案内
第32回東京国際映画祭
映画祭上映

ストーリー

今からおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった頃。海外ではオーケストラなどの音楽伴奏とともに上映され、スクリーンの中で表情と動作で登場人物の感情や笑いを表現するチャップリンやキートンなどの俳優たちは人々から絶大な人気を誇っていた。

一方、日本では楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげ、観客たちを映画の世界に誘い、そして、熱狂させる【活動弁士】、通称“活弁”(カツベン)が大活躍。日本独自の文化が花開いていた。当時の人々の間では映画を観に行くというよりも活動弁士のしゃべりを聞きに行くことが主流で、活動弁士は俳優よりも監督よりも人気のある大スターとなった。今で言うアニメーションに命を吹き込む声優のパイオニアのような存在でもあり、声優ひとりひとりにたくさんのファンがいるように、活動弁士にもそれぞれファンがついていたのである。つまり、映画館にとって人気の活動弁士と契約することが興行成績に直結するため、映画館同士による引き抜き合戦も勃発するほどであった。

本作はそんな時代を舞台に、活動弁士を夢見る青年が、とある小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まる。超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までもを巻き込み、やがて事態は誰もが予想もしなかった展開へ……。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

大正時代にふさわしい場所を求めて、全国でロケハンしています。

周防監督は、「生活の雰囲気がありながら、アスファルト舗装されていない道を見つけるのは大変でした」とコメントしています。

撮影期間は3カ月弱で、標準的な製作期間の倍以上を費やしています。

劇中に登場する映画館「青木館」のモデルは、奈良県奈良市に実在した「尾花座」です。それゆえ、映画の舞台設定は、関西のとある町となっています。(現在、「尾花座」があった場所には「ホテルサンルート奈良」が建っていますが、現地には石碑があります。)

映画館のシーンは、福島県福島市「旧広瀬座」と岐阜県下呂市「白雲座」でロケ撮影されています。

福島県福島市「旧広瀬座」は、もともと芝居小屋でしたが、昭和期には映画館として使われていました。「旧広瀬座」は国の重要文化財で、1887年竣工と推定されています。(劇中では、『青木館』として使用されました。)

岐阜県下呂市の芝居小屋「白雲座」も国の重要文化財で、1890年に現在の形に改築されています。「白雲座」のシーンでは、約100人のエキストラが大正初期の扮装で出演しています。

「活動弁士」は日本固有の職業です。海外のサイレント映画は音楽と字幕だけで上映していました。

大正時代、映画館内で売り子がキャラメル・あんぱん・ラムネ・煎餅などを売って歩いていました。劇中には、その様子が再現されています。

ロケ地

福島県
福島市:旧広瀬座
会津若松市:会津東山温泉向瀧、赤井の大イチョウ(市天然記念物)
岐阜県
下呂市:芝居小屋「白雲座」

滋賀県
大津市:三井寺(長等山園城寺)
近江八幡市
豊郷町:豊郷小学校旧校舎

栃木県
真岡市:専修寺(子供時代のシーン)
日光市

茨城県
つくば市
常総市

千葉県
印旛郡

【スタジオ】

京都府
京都市:東映太秦映画村(東映京都スタジオ)

東京都
練馬区:東映東京撮影所

映画にちなんだもの

サイレント映画、活動弁士、芝居小屋、活動写真、大正時代、フィルム倉庫、下駄、蜘蛛

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:キャラメル(大正キャラメル)、あんぱん、ラムネ

支援

特別協力:マツダ映画社

キャスト

成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、徳井優、田口浩正、正名僕蔵、成河、森田甘路、酒井美紀、シャーロット・ケイト・フォックス、上白石萌音、城田優、草刈民代、山本耕史、池松壮亮、竹中直人、渡辺えり、井上真央、小日向文世、竹野内豊

スタッフ

監督:周防正行
脚本:片島章三
監督補:片島章三
製作:村松秀信、木下直哉、亀山慶二、水野道訓、藤田浩幸、間宮登良松、宮崎伸夫、小形雄二
企画:桝井省志
エグゼクティスプロデューサー:佐々木基
プロデューサー:天野和人 土本貴生
アソシエイトプロデューサー:八木征志、堀川慎太郎
キャスティングブプロデューサー:福岡康裕
音楽:周防義和
エンディング曲:奥田民生
撮影:藤澤順一
照明:長田達也
美術:磯田典宏
装飾:平井浩一
録音:郡弘道
編集:菊池純一
記録:松澤一美
助監督:金田健
VFXスーパーバイザー:野口光一
タイトルデザイン:赤松陽構造
アシスタントプロデューサー:吉野圭一
活動弁士監修:澤登翠
活動弁士指導:片岡一郎、坂本頼光

作品データ

ゆかりの地図

福島市民家園内 旧広瀬座
福島市民家園内 旧広瀬座

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インタビュー
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