映画人:クリス・ワイツ
クローズアップ
映画監督・脚本家・プロデューサー:クリス・ワイツ(Chris Weitz)
プロフィール
1969年ニューヨーク生まれ。
ロンドンのセント・ポールズ・スクールとケンブリッジ大学で学ぶ。
98年、兄のポールと共に『アンツ』の脚本を手掛ける。ふたりは『アメリカン・パイ』(98)『天国からきたチャンピオン2002』(01)、ヒュー・グラント主演の『アバウト・ア・ボーイ』(02)を共同で手掛け、『アバウト・ア・ボーイ』ではアカデミー賞最優秀脚色賞にノミネートされる。
2007年、フィリップ・プルマン原作、ニコール・キッドマン主演のアカデミー賞受賞作『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の脚本と監督を手掛ける。
その後、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(09)、デミアン・ビチルにアカデミー賞最優秀男優賞ノミネートをもたらした『明日を継ぐために』(TIFF11出品)を監督。
小説「The Young World(ザ・ヤング・ワールド)」は、リトル・ブラウンから、来年、出版される予定である。
第26回東京国際映画祭の国際審査委員・コンペティション審査委員長。
第26回東京国際映画祭へのメッセージ
映画作りは、いばらの道です。映画は金も時間も情熱も食べ尽くすからです。
すべての映画が注目され、愛されることが理想ですが、もちろんそれは不可能です。
しかし、東京国際映画祭のような場では、少数の作品をさまざまな判断や意見を踏まえ、見ることができます。
今回、審査委員に選ばれたこと、そして文化と映画の歴史を有する街・東京に滞在できることを、とても感謝しています。
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