シルビアのいる街で

ストラスブール(フランス)

作品概要

見つめていたい

6年前に出会った 美しい女の面影を求めて、 青年はその街をさまよった。

名匠ビクトル・エリセ監督が“今のスペインでもっとも優れた映画作家”と断言し、2008年東京国際映画祭で旋風を巻き起こした作品。6年前に愛しあった女性シルビアの面影を求めて想い出の地をさまよう画家志望の青年のオブセッションに満ちた恋物語。フランスの古都ストラスブールを舞台に、緻密な音響設計と光溢れる美しい画面の連鎖が、見るものをどことも知れぬ異空間へと誘ってくれる。

 

英題:IN THE CITY OF SYLVIA

原題:En la ciudad de Sylvia

 

発売元:紀伊國屋書店・マーメイドフィルム、販売元:紀伊國屋書店、¥4800(税抜)、(c)Eddie Saeta.s.a./Chateau-Rouge Production
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ストーリー

演劇学校の前にあるカフェ。店の奥に座り客を観察し、ノートにデッサンをしている彼。ノートの余白に“シルビアのいる街で”とフランス語で書く。
カフェの喧騒、市電の通り過ぎる音、ジプシー音楽風の物悲しいメロディーをバイオリンで弾く女たち。
彼はガラス越しに美しい女の姿を見つけハッとする。カフェを出て行く女。彼は慌てて彼女のあとを追った。
中世風の美しい街並みで繰り広げられる追跡劇…

地域ばなし

映画のストーリー上の舞台:フランスの古都「ストラスブール」
(中世の街並みと先端技術の粋を集めた鉄道が違和感なく同居し無国籍な風情をかもし出すフランスの古都。)

ストラスブールで全編ロケ。
(街のノイズをオーケストラのように奏でる見事な音響設計とガラスの反射や市電の窓からとらえた移動する風景の光溢れる美しい画面の連鎖。)

ロケ地

フランス
バ=ラン県(Bas-Rhin )
ストラスブール(Strasbourg):

ストラスブール国立劇場のカフェ(Café du TNS-Théatre National de Strasbourg)

ラ・プチット・フランス(Quartier de La Petite France)

ヴァッケン(Quartier du Wacken)

映画にちなんだもの

スケッチブック
(渋谷シアター・イメージフォーラムで初日来場者の先着100名様にスケッチブック プレゼントもありました。提供元:マルマン株式会社)

支援

配給協力:(社)コミュニティシネマセンター

後援:スペイン大使館、セルバンテス文化センター東京

協力:東京日仏学院、IENA

キャスト

グザヴィエ・ラフィット、ピラール・ロペス・デ・アジャラ、ターニア・ツィシー、他。

スタッフ

監督・脚本:ホセ・ルイス・ゲリン
製作総指揮:ルイス・ミニャーロ、アエル・ジョーンズ
製作主任:アンヌ・ベネ、ニコ・ビジャレホ
撮影:ナターシャ・ブレエ
美術監督:マイテ・サンチュス
音響:アマンダ・ビジャビエハ
編集:ヌリア・エスケーラ
音響編集:マリソル・ニエバス 録音:リカルド・カサルス

作品データ

ゆかりの地図

Café du TNS-Théatre National de Strasbourg Quartier de La Petite France
67005 Strasbourg Cedex, France
67000 Strasbourg, France
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