シカゴ・パサデナ・サンタモニカ(アメリカ)
作品の概要
どうせやるなら、大きく騙せ!愛すべきイカサマコンビ、一世一代の大博打!! 「明日に向かって撃て!」のジョージ・ロイ・ヒル監督、主演のポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが再び集い、エンタテインメントの神髄を味あわせてくれる。
『スティング』 |
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ストーリー
1936年、シカゴ近郊のダウンタウン。この街に住むジョニーフッカー(ロバート・レッドフォード)は詐欺で日銭を稼ぐ若いイカサマ師。
ある日、いつものように通行人から金を騙し取るが、相手はなんと大物ギャング、ロネガン(ロバート・ショウ)の手下だった。しかもジョニーが盗んだのは、ロネガンが所有する賭博場の上がり金。これをきっかけにジョニーの師匠であり親同然であったルーサーが殺されてしまう。
復讐を誓ったジョニーは、ルーサーの旧友で伝説の賭博師ヘンリー・ゴンドーフ(ポール・ニューマン)を訪ねる。彼に協力を求めるがFBIに追われているゴンドーフはなかなか首をタテに振ろうとはしない。
だが、ジョニーがロネガンの名を口にしたとき、ゴンドーフの内なる闘争心に火がついたのだった・・・。
地域ばなし
映画のストーリー上の舞台は1930年代のシカゴです。
ロケ地の多くはロサンゼルス周辺にあります。
各鉄道駅は全てシカゴでロケ撮影されました。
(ストーリー上の舞台は、ジョリエット(イリノイ州)・シカゴ・ニューヨークです。)
サンタモニカ桟橋(Santa Monica Pier)の桟橋全体を美術の技で、シカゴの高架鉄道に見せています。
(その高架鉄道(車両)はユニバーサルスタジオの屋外セットにあり、これは映画「シカゴ・シカゴ/ボスをやっつけろ!(Gaily Gaily)」のためにつくられたものです。)
メリーゴーラウンドのシーンは、サンタモニカのサンタモニカ・ピアでロケ撮影されました。
(劇中ではシカゴにあることになっています。この撮影で使われたサンタモニカ・ピアのメリーゴーラウンドは今も稼働中です。)
ロケ地
アメリカ
カリフォルニア州
ロサンゼルス:ミレニアム・ビルトモアホテル(The Millennium Biltmore Hotel)
パサデナ(Pasadena):キャッスル・グリーン・アパートメント(Castle Green Apartments)、コマーシャルアンドセイビングズ銀行(Commercial and Savings Bank)
サンタモニカ(Santa Monica):サンタモニカ・ピア(Santa Monica Pier)
シカゴ(Chicago):ラサールストリート駅(LaSalle Street Station)、ユニオン駅(Union Station)、ペンセントラルフレートヤーズ(Penn Central Freight Yards)、イリノイ中央駅(Illinois Central Station)
【スタジオ】
カリフォルニア州:ユニバーサルスタジオ
支援
パサデナのPasadena Film Office
キャスト
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウ、チャールズ・ダーニング、アイリーン・ブレナン、レイ・ウォルストンほか。
スタッフ
- 監督:ジョージ・ロイ・ヒル
- 脚本:デイヴィッド・S・ウォード
- プロデューサー:リチャード・D・ザナック、トニー・ビル、ジュリア・フィリップス、マイケル・フィリップス
- 音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
- テーマソング:スコット・ジョプリン 「ジ・エンターテイナー」
- 撮影:ロバート・サーティース
- 美術:ヘンリー・バムステッド
- 編集:ウィリアム・レイノルズ
作品データ
- クレジット:(C)UniversalPictures
- 製作年:1973年
- 公開日:1973年(アメリカ)1974年(日本)
- 製作国:アメリカ
- 配給:ユニバーサル映画
- 上映時間:129分
- 映倫区分:
- 受賞歴等:第46回アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・編集賞・美術賞・衣装デザイン賞・音楽賞
- 原題:The Sting
ゆかりの地図
サンタモニカ