タンゴ・リブレ 君を想う

ブリュッセル(ベルギー)、カリシュ(ポーランド)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)

作品概要

(C)ARTEMIS PRODUCTIONS – SAMSA FILM – LIAISON CINEMATOGRAPHIQUE − NORD-OUEST FILMS − MINDS MEET − RTBF

世界的に有名なカリスマタンゴダンサー、チチョ・フルンボリが振り付けを担当し、自らも参加。

平凡で単調な暮らしをしていた中年男性が、趣味で通っていたタンゴ教室で出会った自由奔放な女性に惹かれ、これまでの人生の見方や世界が一変していく様を、時に激しく、時に繊細なタッチで綴る愛のドラマであるとともに、 役者自らが踊る本格的なタンゴシーンも堪能出来る作品に仕上っている。

2013年9月28日
上映館案内

ストーリー

刑務所で看守をしているJ.C.(フランソワ・ダミアン)の私生活は平穏で几帳面。趣味は、タンゴ教室で踊ることくらい。
ある日、教室にアリス(アンヌ・パウリスヴィック)という30代の女性がきて、一緒に踊ることになる。
彼女は、15歳の息子の母親だったが、華やいだ雰囲気があった。
翌日、J.C.は刑務所に面会にきたアリスを見つける。彼女の面会相手は2人いて、1人は夫のフェルナン(セルジ・ロペス)で、もう1人は愛人のドミニク(ジャン・アムネッケル)。2人の男は事件の共犯者だった。
平凡な人生を過ごしていたJ.C.にとって、欲望と自分のルールで生きているアリスは魅力的で、徐々に彼女に惹かれていく。
ある日、看守であるJ.C.とアリスが知り合いということが夫フェルナンにバレてしまい、フェルナンは激しく嫉妬する。
そして、フェルナンは、J.C.とアリスを結びつけている<タンゴ>を自ら覚えようと、刑務所にいるアルゼンチン人(チチョ・フルンボリ)をみつけ、教えを請うことにする。
初めは、男だけでタンゴを踊ることに、冷ややかな視線を向けていた刑務所の仲間たちも、徐々にタンゴに夢中になっていく。
刑務所の看守は、受刑者の家族とつきあってはいけない決まりがあったが、ある出来事で落ち込んでいるアリスをみて、J.C.は、大胆な行動に移る。

地域ばなし

タンゴは「音楽」と「ダンス」の両方を指します。
ダンスは、アルゼンチンのブエノスアイレスから発生しました。
初期には男性のソロでしたが、2人のダンスとなり、のちに男女のカップルが抱き合って踊るようになります。
映画で踊られている、アルゼンチン・タンゴに対して、ヨーロッパ生まれの優雅で旋律的なタンゴは、コンチネンタル・タンゴとよばれています。
頬とおでこを着けるようにして踊り、横から見るとAの形ににているのが、アルゼンチン・タンゴ。
背をそれあせて方法するのがコンチネンタル・タンゴです。

ロケ撮影は、ベルギーやポーランドなどで行われました。

ロケ地

ベルギー(Belgium)
ブリュッセル

ポーランド(Poland)
ヴィエルコポルスカ県 (Województwo wielkopolskie):カリシュ(Kalisz:刑務所シーンが撮影された都市)

映画にちなんだもの

曲「Baby Love」(The Supremes)
アルゼンチン・タンゴ
金魚

映級グルメ

トースト
玉葱(タマネギのみじん切り)

マテ茶(映画館で販売:南米生まれの神秘の飲みもの)

支援

後援:ベルギー大使館、ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル

キャスト

フランソワ・ダミアン、セルジ・ロペス、ジャン・アムネッケル、アンヌ・パウリスヴィック、チチョ・フルンボリ、パブロ・テグリ、他。

スタッフ

作品データ

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ブエノスアイレス(アルゼンチン) カリシュ(ポーランド)
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カリシュ
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