ハッピーエンドの選び方

エルサレム(イスラエル)

作品概要

©2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION.

人は自分らしい最期を選ぶ自由はないのだろうか――?
人生の最期の選び方というテーマを選びながら、 世界中の映画祭の上映会場がたびたび笑いに包まれるほどにユーモラスそして感動的な作品として大きな話題を呼んだ『ハッピーエンドの選び方』。
ユーモアを忘れず、仲間の為に奮闘するヨヘスケルたちの姿は、前向きに生きることの大切さを教えてくれる。 そして、レバーナの認知症と言う問題に直面した夫婦の絆の深さが胸を打つ。
それぞれが自分らしく自ら選び取った旅立ちを目にしたときに見えてくる人とのつながり、想い― それは私たちの時間をもかえてくれるような輝きを放つ。
ヴェネチア国際映画祭(ヴェネチア・デイズ)観客賞、ロッテルダム国際映画祭観客賞ノミネートほか高く評価された作品。

2015年11月28日公開
上映館案内

ストーリー

エルサレムの老人ホームに暮らすヨヘスケルは、ユニークなアイディアでみんなの生活を少しだけ楽にするような発明が趣味。
ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、発明で安らかに死なせてほしいと頼まれる。
妻レバ―ナは猛反対するがお人よしのヨヘスケルは親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置を発明する。
同じホームの仲間たちの助けも借りて計画を準備し、数々の困難を乗り越え、彼は自らの意思で安らかに旅立つマックスを見送る。
しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間に広がり、彼らのもとに依頼が殺到してしまい!?
そんななか、愛するレバーナに認知症の兆候があらわれ始めて・・・。
残された時間と向き合って見えてくる、人とのつながり、人生の輝き。 ヨヘスケルとレバ―ナの選択とは―?

地域ばなし

本作品には、イスラエル社会のがちりばめられています。
(イスラエル独特の社会主義的な農村共同体「キブツ」、ゲイ・フレンドリーな街として知られるテルアビブがあるイスラエルなど。)
代表的なイスラエル料理は、ファラフェル、シャクシューカ、ピタパン、フムスなどで、ユダヤ教には食事規定「コシェル」があります。

ロケ地

イスラエル
エルサレム(Jerusalem)

映画にちなんだもの

安楽死、尊厳死、老人ホーム、おむつ、花束、モルヒネ、ビンゴ、レシピ、ピカソ、ダリ、プール、平泳ぎ、塩化カリウム、ゲイ
キブツ(社会主義的な農村共同体、メンバー全体で資産や情報が共有される)

映級グルメ

イスラエル料理
クッキー、オムレツ、コーヒー
グリーンソース、コリアンダー、ディル、セロリ、ブラックペッパー

支援

後援:イスラエル大使館

キャスト

ゼーブ・リバシュ、レバーナ・フィンケルシュタイン、アリサ・ローゼン、イラン・ダール、ラファエル・タボール

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

エルサレム
31.764065,35.2126
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