ネラック、マルマンド(フランス)
作品概要
©Les Films du Worso
どんな家族でも、やっぱり恋しい。個性豊かな家族が繰り広げる、愛おしくもほろ苦い人間ドラマ。
大女優カトリーヌ・ドヌーヴ×俳優&監督セドリック・カーン。
フランスを代表する豪華キャストが勢ぞろい。
過激で強烈、でもどこかユーモラスなフランス流家族のめくるめく大騒動。愛するからこそ衝突する——母と娘、そして家族が織りなす人間模様は、国や世代を超え、やがて普遍的な愛の物語をつくりだす。
ストーリー
70歳になったアンドレアは、夫のジャン、孫のエマとフランス南西部の邸宅で優雅に暮らしている。そこへ、母の誕生日を祝うため、しっかり者の長男ヴァンサンと妻マリー、二人の息子、そして映画監督志望の次男ロマンが恋人ロジータを連れてやってくる。家族が揃い、楽しい宴が始まったそのとき、3年前に姿を消した長女クレールが帰ってくる。
アンドレアは娘をあたたかく迎え入れるが、他の家族は突然のことに戸惑いを隠せない。
案の定、情緒不安定なクレールは家族が抱える秘密や問題をさらけ出し、大きな火種をつくりだす。やがてそれぞれの思いがすれ違い、混乱の一夜が幕を開ける――。
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
地域ばなし・プロダクションノート
メイン舞台は、フランス南西部の美しく豊かな自然に囲まれた邸宅です。
フランスのロット=エ=ガロンヌ県のコミューン(フランスの基礎自治体)である「ネラック」・「マルマンド」などでロケーション撮影されました。
ロケハンでは、昔の名残のある、美しい庭に囲まれた大きな家、何よりも「老朽化した家」が探されました。
ロケーション撮影で使われた邸宅は、美術により「色あせた」感じが強調され、修道院的な要素、城塞という要素が重視されています。
劇中には、フランスのボルドー、アメリカのカリフォルニア、サンフランシスコ、ポルトガル、スペイン、アルゼンチンなどの国名・地名が出てきます。
ロケ地
フランス
ロット=エ=ガロンヌ県(Lot-et-Garonne)
ネラック(Nérac)
マルマンド(Marmande)
映画にちなんだもの
フランス、家族、相続、境界性パーソナリティ障害、精神病院、大麻(ハッパ)、奇行、映画、小津安二郎、ドキュメンタリー、ビデオカメラ、宝石、芝居(こども演劇)
フランソワーズ・アルディの音楽「Mon amie la rose」、ムルージの音楽「L’Amour, l’amour, l’amour」、ラップ音楽「Que’est-ce qu’on s’aime」
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:
工芸菓子、フムス(ホンモス、フンムス)、ザジキ、ひよこ豆(ヒヨコマメ)、赤ワイン(一気飲み)、鶏肉、サラダ
支援
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、ユニフランス
キャスト
カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベルコ、ヴァンサン・マケーニュ、セドリック・カーン 、ルアナ・バイラミ、レティシア・コロンバニ、アラン・アルキュール
スタッフ
- 監督:セドリック・カーン
- 脚本:セドリック・カーン
- 製作:シルビー・ピアラ、ブノワ・ケノン
- 撮影:イブ・カペ
- 美術:ギョーム・ドゥベエルシー
- 衣装:アリス・カンブルナク
- 編集:ヤン・デデ
作品データ
- クレジット:©Les Films du Worso
- 製作年:2019年
- 公開日:2021年1月8日
- 製作国:フランス
- 配給:彩プロ、東京テアトル、STAR CHANNEL MOVIES
- 上映時間:101分
- 映倫区分:PG12
- 原題:Fête de famille
- 英題:HAPPY BIRTHDAY
- オフィシャルサイト: https://happy-birthday-movie.com
ゆかりの地図
ネラック |
ネラック |