ハワイ州カウアイ島・オアフ島(アメリカ)、東京都港区、千葉県木更津市・千葉市、神奈川県横浜市・川崎市
作品概要
©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会
作家・村上春樹の珠玉の短編作品『ハナレイ・ベイ』待望の映画化。
ハワイに佇む美しき湾・ハナレイ・ベイで死んだ息子と、10年間向き合い続ける女性サチ。
〈人生で一番大切な人〉に会いたくなる希望の物語。
ストーリー
それは突然の知らせだった。 ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。 サチはチェアを持って海岸に行き、本を読んで時間を過ごした。時折、じっと海を見つめながら。毎年、この「行為」は続いた。 タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、数週間過ごすのだ。同じ場所にチェアを置き、10年間。だが、彼女は決して海には近づかない。ある時、偶然出会った、2人の若い日本人サーファー。まだ世間知らずな彼らに息子の姿をダブらせるサチ。 そんな時、2人から〝ある話〟を耳にする。 「赤いサーフボードを持った〝右脚のない日本人サーファー〟がいる」と…。
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
地域ばなし・プロダクションノート
撮影期間は、2017年8月20日から約1ヶ月間です。
(ハワイでのロケ撮影は約2週間。)
映画のメイン舞台は、ハワイのカウアイ島・ハナレイです。
(カウアイ島は、ハワイ8島で4番目の大きさ。面積1,430.4k㎡、東京都区部・市部の合計とほぼ同じ。)カウアイ島の島全体が箱庭のように美しいことから、別名「ガーデン・アイランド」とも呼ばれています。神聖な伝説も多く、スピリチュアルな島としても知られています。
松永監督は、カウアイ島のハナレイ・ベイを訪れ、地元の生活にも触ながら、映画の脚本のアイデアを得たと話しています。エピソードなどを加え、村上春樹作品を映画として昇華させています。
カウアイ島のハナレイ・ベイが映るシーンは、現地でロケーション撮影されています。
ハナレイ・ベイの3日分の撮影予算はオアフ島の6日分のため、現地のロケーションコーディネーターからは、オアフ島でロケ撮影する案が提示されましたが、”画は嘘をつかない。何よりも原作者である村上春樹氏にとってかけがいのない大切な場所であるハナレイ・ベイで撮影をしたい”と、松永監督は意思を貫いています。
カフェ・コテージ・ジャズバー・スーパーマーケットなどのシーンのロケ撮影はオアフ島です。
海中でサーフィンをするシーンもオアフ島でロケ撮影されました。
ラストのカフェのシーンは、東京の南青山のカフェでロケ撮影されました。
ロケ地
アメリカ
ハワイ州
カウアイ島:ハナレイベイ、リフェ空港
オアフ島:カフェ ハレイワ、シマズ スーパーマーケット ワイマナロ店(スーパーマーケットのシーン)、オアフセメタリー(メモリアルパークのシーン)、サンドアイランド(大きな広場のシーン)、YMCA(病院のシーン)、ジャズマインズ(カウアイ島のピアノバーのシーン)
東京都
港区:南青山のカフェ
千葉県
木更津市:木更津市立太田中学校
千葉市:稲毛海浜公園、美浜区「ホテル・ザ・マンハッタン」
神奈川県
横浜市:緑山霊園(葬式のシーン)、グリーンヒル藤が丘(サチと亮の家シーン)
川崎市:はるひ野(マンションのシーン)
h4 class=”jibasanpin”>映画にちなんだもの
サーフィン、手形、ポータブルオーディオプレーヤ
映画に出てくるグルメ
テキーラ、バナナ、サンドイッチ、パパイヤ
キャスト
吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類
スタッフ
- 監督:松永大司
- 脚本:松永大司
- プロデューサー:小川真司
- 原作:村上春樹
- 音楽:半野喜弘
- 主題歌:藤木大地
- 挿入歌:イギー・ポップ
- 撮影:近藤龍人
- 編集:松永大司
作品データ
- クレジット:©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会
- 製作年:2018年
- 公開日:2018年10月19日
- 製作国:日本
- 配給:HIGH BROW CINEMA
- 上映時間:97分
- 映倫区分:PG12
- オフィシャルサイト: https://hanaleibay-movie.jp/
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