モニュメントバレー・チャイナフラッツ・ジェームズタウン(アメリカ)
作品の概要
タイムマシンが落雷に遭い、ドクは100年前にタイムスリップしてしまう! 舞台はとうとう西部開拓時代へ! 『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3』 |
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ストーリー
1955年にいた、ドク(クリストファー・ロイド)とマーティ(マイケル・J・フォックス)。
そこでドクが乗っていたタイムマシンが落雷に遭い、なんと1885年にタイムスリップしてしまう。
またしても1955年に取り残され、途方に暮れるマーティだった・・・。
しかしその直後、1通の手紙がマーティに届く。
そこにはタイムマシンの隠し場所と、自分は殺されるということが書かれていた。
差出人は、1885年のドクだった。
ドクがビフ(トーマス・F・ウィルソン)の祖先ビュフォード(トーマス・F・ウィルソン/2役)に殺されてしまうと知ったマーティは、タイムマシンを見つけて西部開拓時代に急行する。
2人は無事再会を果たし、未来へ一緒に帰ることに。
ところが、偶然命を救った女教師クララ(メアリー・スティーンバージェン)に、ドクが一目惚れしてしまう・・・。
地域ばなし
本作「Part3」では、マイケル・J・フォックスは、開拓時代の西部へタイムスリップします。
西部の撮影は、アリゾナ州のモニュメントバレーが象徴的な場所として知られていて(映画「駅馬車」他)、そこで撮影されました。
また、スタジオはカリフォルニア州ユニバーサルシティ(Universal City)のユニバーサルスタジオ(Universal Studios)が使われました。
なお、ナバホ族の人々などもロケに協力しています。
地域でおこったエピソード
この映画のためにドライブインシアターがモニュメントバレーに作られましたが、撮影直後に取り壊されました。
奇しくもロケが行われたカリフォルニア州ジェームズタウンで、1996年に実際に大きな落雷がありました。
映画のストーリー上の舞台
1885年、1985年のヒルバレー(架空の街)
ロケ地
カリフォルニア州
モンロビア(Monrovia)のマグノリアアベニュー(Magnolia Avenue:ジェニファーの家)
チャイナフラッツ(China Flats:1885年のヒルバレー)
エルモンテ(El Monte)のオークハーストストリート(Oakhurst Street)
ロサンゼルス(Los Angeles)のパコイマ(Pacoima)のロスリンデイルアベニュー(Roslyndale Avenue:マクフライ宅)
アグーラヒルズ(Agoura Hills:鉱山、墓地)
オックスナード(Oxnard)のドリスアベニューとノースオックスナード大通り(Doris Avenue,North Oxnard Boulevard:ロールス・ロイス事件)
パサデナ(Pasadena)のウェストモーランドプレイス(Westmoreland Place)のギャンブルハウス(Gamble House:ドクの家の外観)
ジェームズタウン(Jamestown)とソノラ(Sonora)を結ぶシエラ鉄道(Sierra Railroad:鉄道のシーン)
ソノラ(Sonora)のレッドヒルズランチ(Red Hills Ranch)
サウスパサデナ(South Pasadena)
ポートヒューニーメ(Port Hueneme)のサウスベンチュラロードとショアビュードライブ(South Ventura Road,Shoreview Drive:列車とデロリアンの衝突)
アリゾナ州
モニュメントバレー(Monument Valley)
ユタ州
モニュメントバレー(Monument Valley)
映画にちなんだもの
『海底二万里』作 ジュール・ベルヌ
(ドクとクララがジュール・ベルヌの話題で意気投合する。ラストの機関車型タイムマシンは1954年のディズニーの実写映画『海底2万マイル』のノーチラス号がモデルとなっている。)
フリスビー
(マーティが”Frisbie”と書かれたパイ皿を投げてビフォードの手に命中する。史実では1871年に創業した”Frisbie Pie Company”の皿をエール大学の学生たちが投げて遊んだことが現在の”Frisbee”の始まり。)
支援
ナバホ・ネイション(Navajo Nation)など。
カリフォルニア州トゥオルミ郡(Tuolumne County)のみなさま、モンロビア、チャイナフラッツ、エルモンテ、ロサンゼルス、アグーラヒルズ、オックスナード、パサデナ、ジェームズタウン、ソノラ、サウスパサデナ、ポートワイミーにのみなさまほか。
キャスト
マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、メアリー・スティーンバージェン、トーマス・F・ウィルソン、リー・トンプソン、エリザベス・シューほか。
スタッフ
- 監督:ロバート・ゼメキス
- 脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
- 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル
- プロデューサー:ニール・カントン、ボブ・ゲイル
- 音楽:アラン・シルベストリ
- テーマソング:
- 撮影:ディーン・カンディ
- 特殊効果:ILM
- 照明:
- 美術:リック・カーター
- 衣装:ジョアンナ・ジョンストン
- 録音:
- 編集:ハリー・ケラミダス、アーサー・シュミット
作品データ
- クレジット:(c)1990 Universal Studios.
- 製作年:1990年
- 公開日:1990年5月25日(アメリカ)7月7日(日本)
- 製作国:アメリカ合衆国
- 配給:ユニパーサルピクチャーズ
- 上映時間:118分
- 映倫区分:
- 受賞歴等:サターン賞音楽賞・助演男優賞(トーマス・F・ウィルソン)ほか。
- 原題:Back to the Future Part III
- オフィシャルサイト:
ゆかりの地図
アリゾナ州モニュメントバレー