マイアミ、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ(アメリカ)、ロンドン、マン島、マンチェスター、エジンバラ(イリギス)、ブリスベン(オーストラリア)、オークランド(ニュージーランド)、ハンブルク、ライプツィヒ(ドイツ)、エルヴィル=アン=ヴェクサン(フランス)
作品概要
© 2020 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.
「ビー・ジーズ」の軌跡を描くドキュメンタリー映画。ビー・ジーズは英国マン島に生まれたバリー・ギブと3歳下のふたごの弟たちロビンとモーリスのギブ3兄弟によるグループで、少年時代から活動を開始し、2003年にモーリス・ギブが早世するまで半世紀を超えるキャリアを築きました。全世界でアルバム2億2千万枚超を売り上げ、書いた曲は1,100曲以上、そのうち全英・米ナンバーワン・ヒットが20曲、トップ10ヒットが70曲という業績を誇り、ジャンルと時代を超えて文化に多大な影響を与えたバンド/パフォーマー、ソングライターです。代表曲「ステイン・アライヴ」で歌われている通り、時代の変遷を生き延び、人の心に触れて、人生のサウンドトラックとなる数々の名曲を生み出し続けました。この映画は貴重な写真や未公開のムービーを駆使して名曲誕生の瞬間を体験できる臨場感あふれる構成になっています。同時に、この映画は、単なる成功談を超え、時代の寵児として疾走したビー・ジーズを襲った逆風と現在へと続く偏見の萌芽を、ひとつの時代の終わりを告げるエピソードとともに描いて、今日の分断社会へのメッセージともなって います。彼らがその嵐をどう生き延びたのか…これは成⻑物語であり、兄弟愛の物語でもあります。
ストーリー
©︎ 1978 Shutterstock / Photo credit: Lennox Mclendon/AP/Shutterstock
ギブ3兄弟は移住先のオーストラリアでレコード・デビュー後、1967年に帰英し、ロバート・スティグウッドのマネージメントを得て国際デビュー。コリン・ピーターセンとヴィンス・メローニーを加えた5人編成のビー・ジーズは60年代末を席巻し、精力的にレコーディングとツアーを展開したが、名声のもたらすプレッシャーから若きグループはやがて空中分解した。
©︎ Liz Patterson
1970年代に入り、本来の3兄弟ユニットとして再結成したビー・ジーズは「ロンリー・デイ」「傷心の日々」(How Can You Mend A Broken Heart)を全米 No.1 に送り込み、日本では映画『小さな恋のメロディ』のサウンドトラックが大ヒット。アルバム『メイン・コース』(1975)を機にアメリカに拠点を移し、名プロデューサー、アリフ・マーディンの薫陶を得てR&B バンドとして開花した。特にメインの楽曲を提供した映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックは一大文化現象となる。末弟アンディ・ギブに提供した曲も3曲連続全米No.1を記録し、1978 年には全米チャート上位をビー・ジーズ関連の曲が独占する事態も。
©︎ 1970 Shutterstock / Photo credit: South Coast Press/Shutterstock
“フィーバー”が吹き過ぎた後、ディスコのレッテルを嫌った3兄弟は多様性に富むソングライターとして活躍し、グループとしても清新な「ユー・ウィン・アゲイン」(1987)で全英チャートを制覇。2003年にモーリス、2012 年にロビンが逝去した後、バリーは鎮魂と再生の思いをこめたアルバム『グリーンフィールズ:ザ・ギブ・ブラザーズ・ソングブック Vol. 1』(2021)でソロとして初の全英 No.1 を達成した。
名匠アリフ・マーディンに「彼らは永遠に若く、永遠に新しい」と言わしめたビー・ジーズは、8つのグラミー賞に輝き、「ロックの殿堂」など5つの殿堂入りを果たしている唯一のグループでもある。代表曲「ステイン・アライヴ」が歌う通り、時代の変遷を生き延び、人の心に触れて、人生のサウンドトラックとなる名曲の数々を生んだタイムレスなアイコンである。
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
地域・建築ばなし・プロダクションノート
© Bill Bernstein
Photograph by Bill Bernstein/Courtesy The David Hill Gallery, London.
劇中には、アメリカのマイアミ、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、イギリスのロンドン、マン島、マンチェスター、エジンバラ、オーストラリアのブリスベン、ニュージーランドのオークランド、ドイツの、ハンブルク、ライプツィヒ、フランスのエルヴィル=アン=ヴェクサンなどの地域が出てきます。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
アメリカ
フロリダ州
マイアミ(Miami):クライテリア・スタジオ (Criteria Studios)
ニューヨーク州
ニューヨーク(New York City)
カリフォルニア州
ロサンゼルス:パラマウントスタジオ、ドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)
イリノイ州
シカゴ(Chicago):コミスキー・パーク(Comiskey Park)
イギリス(UK)
イングランド
ロンドン(London):IBCスタジオ (IBC Recording Studios)、サヴィル・シアター
マン島 (Isle of Man)
マンチェスター(Manchester)
スコットランド
エジンバラ(Edinburgh)
オーストラリア
クイーンズランド州
ブリスベン(Brisbane)
ニュージーランド
オークランド(Auckland)
ドイツ
ハンブルク(Hamburg)
ザクセン州
ライプツィヒ(Leipzig)
フランス
ヴァル=ドワーズ県
エルヴィル=アン=ヴェクサン:エルヴィル城
映画にちなんだもの
兄弟、家族、ダンス音楽、ディスコ音楽、R&B、バラード、ファルセット(唱法)、反ディスコ運動「ディスコデモリション」、ヘイト、焚書、グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)、ビートルズ、ブライアン・エプスタイン、エリック・クラプトン、バーバラ・ストライザンド、ディオンヌ・ワーウィック、セリーヌ・ディオン、ダイアナ・ロス、ケニー・ロジャース、ドリー・パートン
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:紅茶
キャスト
バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、アンディ・ギブ、エリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー(オアシス)、ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、マーク・ロンソン、クリス・マーティン(コールドプレイ)、ジャスティン・ティンバーレイク
Photo credit: Chris Walter/Photofeatures
スタッフ
- 監督:フランク・マーシャル
- 脚本:マーク・モンロー
- 製作総指揮:ニコラス・フェラル、キャシディ・ハートマン
- 製作:プロデューサー:ナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ、マーク・モンロー
作品データ
- クレジット:© 2020 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.
- 製作年:2020年
- 公開日:2022年11月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて公開
- 製作国:アメリカ
- 配給:STAR CHANNEL MOVIES
- 上映時間:111分
- 映倫区分:G
- 原題:The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart
- オフィシャルサイト: http://thebeegees-movie.com/
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