ブルーム・オヴ・イエスタディ

シュトゥットガルト、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、ウィーン(オーストリア)、リガ(ラトビア)

概要

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©2016 Edith Held / DOR FILM-WEST, Four Minutes Filmproduktion ©Edith Held; cDor Film / Foto: Patrick Wally

日本を含め世界でヒットを記録した『4分間のピアニスト』(06)にて、獄中の天才ピアニスト少女と戦中の辛い記憶を抱える老女の交流を描いたC・クラウス監督は、今回もホロコーストというヘヴィーな題材を、ユーモアや恋愛を交えて鮮やかに語ってみせる。凄惨な歴史の記憶を継承する重要性と、人間味溢れるラブ・ストーリーとを両立させる巧みさに、職人技が伺える。主演のラース・アイディンガーは、舞台俳優として活躍する一方、いまや国境を越えて活躍する欧州映画に欠かせない存在である。共演のアデル・ハネルは現在のフランスきっての売れっ子であり、ダルデンヌ兄弟監督新作でヒロインを演じて今年のカンヌ映画祭の話題をさらった。

第29回東京国際映画祭
映画祭上映

ストーリー

ドイツの著名なホロコースト研究者であるトトは、家族の経歴、自分の職業、普段からの人間関係に悩んでいる。その悩みが極限にまで達したとき、フランス系ユダヤ人の女性・ザジに出会う。ドイツ人コンプレックスをもつ、情熱溢れる風変りなザジは、おそろしくカジュアルで、型破りな態度によって、トトの仕事と家族生活を大混乱に陥れる。そのおかげで、彼が身に回りに築き上げてきたバリアも崩れてゆく。あり得ないラブコメ、それは自己破壊から始まる愛の物語。

ロケ地

ドイツ
バーデン=ヴュルテンベルク州(Baden-Württemberg )
シュトゥットガルト(Stuttgart)
ルートヴィヒスブルク(Ludwigsburg)

オーストリア
ウィーン

ラトビア共和国
リガ

映画にちなんだもの

ホロコースト研究所、カルミナの女帝の詩、がまがえる、憲兵の剣、二人乗り自転車

映級グルメ

中華料理店のお酒

キャスト

ラース・アイディンガー、アデル・エネル、ヤン=ヨーゼフ・リーファース、ハンナ・ヘルツシュプルング

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

シュトゥットガルト
48.792037,9.182197
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