ラ・ラ・ランド

ロサンゼルス・ハモサビーチ・バーバンク・ロングビーチ・ハリウッド・ワッツ・サウスロサンゼルス・サウスパサデナ・パサデナ・パノラマシティー・サンタクラリタ・エンシノ(アメリカ)

作品概要

© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.

歌、音楽、ダンス、物語、すべてがオリジナルで圧倒的、かつ、数々の名作にオマージュを捧げた映画愛にあふれる傑作。
第74回ゴールデングローブ賞では歴代最多の7部門受賞、第89回アカデミー賞でも最多6部門受賞作品。

『ラ・ラ・ランド』にちなんだもの

2017年2月24日公開
上映館案内

ストーリー

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。

予告編

 

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

 

地域ばなし・プロダクションノート

フィルムツーリズムの金字塔といえる作品です。
(フィルムツーリズムの金字塔作品・映画「ローマの休日」と並ぶ、フィルムツーリズムの金字塔といえる作品です。)

ロケ撮影は物語の舞台となるロサンゼルスで行われています。

ロケ地を訪れるロケ地ツアーが数多く行われています。

プロダクションデザインのデヴィッド・ワスコは、ロサンゼルスについて「ある方向を見ると1940年代のハリウッドにいる気がするし、違う方を向けば2016年にいる。デイミアン監督は時間を超越したこの街の特性を利用しようと考えていた」と話しています。

ロサンゼルスには、ハリウッドもあり、劇中には、過去の名作映画へのオマージュがちりばめられています。

シネマスコープのフィルムは現在、2.4対1の比率で撮られますが、本作は特別な雰囲気を加えるため、昔の映画のように2.25対1の比率で撮られています

劇中、ミアとセバスチャンだけでも、それぞれ50回以上、衣装替えをしています。

セバスチャン(ライアン・ゴズリング)のピアノ演奏シーンは、全てゴズリング本人が弾いています。ゴズニングは、本作品の撮影のために、ゼロからピアノを習って特訓しています。

ロケ地

アメリカ(USA)
カリフィルニア州(California)
ロサンゼルス郡(Los Angeles):

ロサンゼルス市(City of Los Angeles)
「マウント・ハリウッド・ドライブ」(Mt. Hollywood Drive(「グリフィス・パーク」の「Fern Dell Park」):夕暮れの高台で、A Lovely Nightのダンスシーン)
「グリフィス天文台」(Griffith Observatory:プラネタリュームでのダンスシーン)
「エンジェル・フライト」(Angels Flight:ミアとセバスチャンがケーブルカーに乗るシーン)
「グランドセントラルマーケット」(Grand Central Market:ミアとセバスチャンがバーレストラン&バーで食事をするシーン)
「ユーアーザスター」(Hollywood Murals-You Are the Star:ミアが歩いて通り過ぎるシーン)
「ジャー」(Jar:ミアと彼のディナーのシーン)
「エル・レイ・シアター」(El Rey Theatre:セバスチャンのバンドライブシーン)
「ランガム アパートメンツ」(Langham Apartments:ミアのアパートの室内シーン)

ハモサビーチ(Hermosa Beach):
「ザ・ライトハウス・カフェ」(The Lighthouse Cafe:ミアがセバスチャンに連れられて行ったジャズクラブのシーン)
「ハモサビーチ・ピア」(Hermosa Beach Pier:セバスチャンが遊歩桟橋でダンスするシーン)

バーバンク(Burbank):
「ワーナー・ブラザース・スタジオ」(Warner Brothers Burbank Studios:スタジオ・バックロットの屋外シーン、ミアが働くカフェのシーン)
「スモーク・ハウス・レストラン」(Smoke House Restaurant:Lipton’sの室内シーン)

ロングビーチ(Long Beach):
「ザ・ブラインド・ドンキー」(The Blind Donkey:SEB’sの室内シーン)
「1735 Bird Way」(サバスチャンが一方通行の路地に車で入り込むシーン)

ハリウッド(Hollywood):
「イーストウェストスタジオ」(EastWest Studios:音楽スタジオの室内シーン)
「ハリウッド・センター・スタジオ」(Hollywood Center Studios:映画撮影用の防音スタジオのセットを覗き込むシーン)

ワッツ(Watts):
「ワッツ・タワー」(Watts Towers)

サウスロサンゼルス(South Los Angeles):
「センチュリー・フリーウェイ」(Century Freeway I-105)と「ハーバー・フリーウェイ」(Harbor Freeway I-110)が交差するインターチェインジ(オープニングのシーン)

サウスパサデナ(South Pasadena):
「リアルト劇場」(Rialto Theatre:ミアとセバスチャンが映画「理由なき反抗」を見た映画館の外観)

パサデナ(Pasaden):
「コロラド・ストリート・ブリッジ」(Colorado Street Bridge:ミアとセバスチャンが橋の歩道を歩くシーン)

パノラマシティー(Panorama City):
Willis Avenue(サバスチャンのアパートの外観)

サンタクラリタ(Santa Clarita):
(ミアの故郷・ネバダ州ボルダーシティ Boulder Cityのシーン)

エンシノ(Encino):
(プールでのパーティーシーン)

(街中のシーン)
ロサンゼルス市(Los Angeles):
「1900 Vine St」(ミアが車をレッカー移動されて下り坂を歩くシーン)
「W 4th St,」(交通渋滞にあったミア夫妻が自動車用高速道路から出口に向かう車内シーン)
「Bernard St, Chinatown」(ミアがセバスチャンに携帯電話をして伝言を残すシーン)
「6202 Santa Monica Blvd」(SEB’sの外観)
「8225 Beverly Boulevard」(ミアがレストランを出て車に向かうシーン)

映画にちなんだもの

トヨタ・プリウス、、映画「カサブランカ」、イングリッド・バーグマン、ジャズの名門クラブ「ヴァン・ビーク」(Van Beek)(タパスを食わすサンバの店)、テスラ・コイル、音楽雑誌「モジョ」(MOJO)、サッチモ(ルイ・アームストロン)
アーハ(a-ha)の曲「テイク・オン・ミー」(take on me)
フロック・オブ・シーガルズ(Flock of Seagulls)の曲「アイ・ラン」(I Ran (So Far Away))
ソフト・セル(Soft Cell)の曲「汚れなき愛」(Tainted Love)

映画に出てくるグルメ

カプチーノ、シャンパン、タパス

キャスト

ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ、ソノヤ・ミズノ、ローズマリー・デウィット、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ジョシュ・ペンス、ジョン・レジェンド

スタッフ

監督:デイミアン・チャゼル
脚本:デイミアン・チャゼル
製作:フレッド・バーガー、ジョーダン・ホロウィッツ、ゲイリー・ギルバート、マーク・プラット
製作総指揮:モリー・スミス、トレント・ラッキンビル、サッド・ラッキンビル
作曲:ジャスティン・ハーウィッツ
作詞:ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール
音楽:マリウス・デ・ブリーズ
音楽監修:スティーブン・ギシュツキ
撮影:リヌス・サンドグレン
プロダクションデザイン:デビッド・ワスコ
衣装:メアリー・ゾフレス
振付:マンディ・ムーア
編集:トム・クロス

作品データ

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