ルージュの手紙

パリ、マント=ラ=ジョリー、リメー、ヴィリエ=シュル=マルヌ、ヴィルヌーヴ=サン=ジョルジュ、エラニー、ボンディ(フランス)、ウジー、リエージュ(ベルギー)

作品概要

(C)CURIOSA FILMS – VERSUS PRODUCTION – France 3 CINEMA (C)photo Michael Crotto

フランスを代表する2大女優、カトリーヌ・ドヌーブとカトリーヌ・フロが人生を彩るメッセージを届けてくれる。
猫のように自由奔放に生きる、血のつながらない母とストイックで真面目過ぎる娘、30年ぶりに再会した二人がみつけたものとは・・・。

こんなに感情が理解できる映画には、なかなか出逢えない!
この年齢になると、娘とも色々あるのよね(笑)、あなたは娘さんと、うまくいってる?
(樹木希林からドヌーヴへ)

2017年12月9日公開
上映館案内

ストーリー

助産婦として働きながら、女手ひとつで息子を育てあげ、地道な日々を送っていたクレール。 そんな彼女のもとに、30年前に突然姿を消した、血のつながらない母親ベアトリスから 「今すぐ、あなたに会いたい」と電話が入る。自己中心的でお酒とギャンブルが大好きなベアトリスは、クレールとは真逆の性格。ベアトリスと再会したクレールは、自由奔放な継母のペースに巻き込まれ、反発を繰り返しながらも、やがて人生の歓びや愉しみに気づき始める。二人の間に新たな絆が生まれる時、ベアトリスは“ある決断”をする事になり…。

地域ばなし・プロダクションノート

マルタン・プロヴォ監督は、ご自身が生まれた時、助産婦さんに命を救ってもらったことをつい最近、2年前に知りました。監督は、その助産婦さんを必死になって探しましたが、残念ながら手がかりがなく、見つけることはできませんでした。本作品の主人公の職業が助産婦さんなのは、プロヴォ監督の感謝の気持ちを表現したしたものす。この映画はその助産婦さんに捧げられています。

劇中には、フランスのパリ(サンジェルマン通り、セーヌ川、ナシオン駅)、ピレネー=アトランティック県のビアリッツ、イヴリーヌ県のリメー、ベルギー、アルゼンチンのブエノスアイレスなどの地名(地域)が出てきます。

ロケ地

フランス
パリ(Paris):ジョルジュ・サンク通り(Avenue George V)、メトロ(Métro)、セーヌ川(River Seine)

イヴリーヌ県(Yvelines)
マント=ラ=ジョリー(Mantes-la-Jolie)
リメー(Limay)

ヴァル=ド=マルヌ県(Val-de-Marne)
ヴィリエ=シュル=マルヌ(Villiers-sur-Marne)
ヴィルヌーヴ=サン=ジョルジュ(Villeneuve-Saint-Georges)
エラニー(Eragny)

セーヌ=サン=ドニ県(Seine-Saint-Denis)
ボンディ(Bondy)

ベルギー
リエージュ州(Province de Liège)
ウジー(Heusy):Clinique Sainte-Elisabeth
リエージュ(Liège):Boulevard du Douzième de Ligne

映画にちなんだもの

助産婦、出産、病院、ガン(癌)、脳腫瘍、記憶喪失、棺桶、遺灰、エメラルド、指輪、小切手、花束、水泳の選手、大型トラックの運転手、ジョルジュ・ブラッサンス(歌手)、写真、スライド、ボート、レバノン内戦

映画に出てくるグルメ

ウィスキー、ピーナッツ、赤ワイン、パスタ、ランブルスコ(ワイン)、ポートワイン、生牡蠣(生かき)、仔牛の頭、卵料理、玄米、野菜、木苺、イチゴ、インゲン、イモ(芋)、ズッキーニ、グリーンピース、パン、ハープティー、ラデッシュ、カフェオレ、レタス、ジャガイモ

キャスト

カトリーヌ・フロ、カトリーヌ・ドヌーブ、オリビエ・グルメ、カンタン・ドルメール、ミレーヌ・ドモンジョ、オドレイ・ダナ、ポーリーヌ・エチエンヌ

スタッフ

監督:マルタン・プロヴォ
脚本:マルタン・プロブォ
製作総指揮:クリスティーヌ・ドゥ・ジャケル
プロデューサー:オリビエ・デルボス
音楽:グレゴワール・エッツェル
撮影:イヴ・カペ
美術:ティエリー・フランソワ
衣装:バテシバ・ドレフュス
編集:アルベルティーヌ・ラステラ

作品データ

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