ロダン カミーユと永遠のアトリエ

パリ・リレット・シャルトル(フランス)、神奈川県箱根町、東京都台東区

作品概要

© Les Films du Lendemain / Shanna Besson

名匠ジャック・ドワイヨンが描き出す新たなロダンの肖像
誰もが知っているあの傑作が、今、天才のアトリエから生み出されていく 近代彫刻の父、オーギュスト・ロダン没後100周年記念作品。

2017年11月11日公開
上映館案内

ストーリー

1880年パリ。彫刻家オーギュスト・ロダンは40歳にしてようやく国から注文を受ける。そのとき制作したのが、後に《接吻》や《考える人》と並び彼の代表作となる《地獄の門》である。その頃、内妻ローズと暮らしていたオーギュストは、弟子入りを願う若いカミーユ・クローデルと出会う。 才能溢れるカミーユに魅せられた彼は、すぐに彼女を自分の助手とし、そして愛人とした。その後10年に渡って、二人は情熱的に愛し合い、お互いを尊敬しつつも複雑な関係が続く。二人の関係が破局を迎えると、ロダンは創作活動にのめり込んでいく。感覚的欲望を呼び起こす彼の作品には賛否両論が巻き起こり…。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

本作は、ロダン没後100年を記念し、パリ・ロダン美術館全面協力のもと、『ポネット』(96)の巨匠ジャック・ドワイヨンが、ロダンの愛と苦悩に満ちた半生を忠実に描いた作品です。

歴史的資料として、残された写真が、登場人物のキャスティング、街着・アトリエの作業着の衣装、多様な職業の場の寸法及びそこにある道具・装飾などを再現するために役立てられています。

主演のヴァンサン・ランドンは、本作品・ロダンについて理解を深めるため、パリのロダン美術館やムードンの収蔵庫をなんども訪れています。

劇中には、パリ(フランス)、イタリア、ブリユッセル(ベルギー)などのロダンにちなんだ各国の地名(地域)が出てきます。

ロケ地

フランス
パリ:ロダン美術館、ノートルダム大聖堂
リレット:リレット城館
シャルトル

神奈川県
箱根町:箱根 彫刻の森美術館

東京都
台東区:上野・国立西洋美術館

映画にちなんだもの

「地獄の門」「考える人」「カレーの市民」「オクターヴ・ミルボー」「モネ、セザンヌたちとの交流」「嘆願する女」「バルザック記念像」「ロダンの日本人モデル「花子」」

ポール・セザンヌ、遊び「だるまさんがころんだ」

映画に出てくるグルメ

赤ワイン、オムレツ

支援

全面協力:パリ・ロダン美術館

キャスト

ヴァンサン・ランドン、イジア・イジュラン、セヴリーヌ・カネル

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

パリ・ロダン美術館
48.855297,2.315846
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