福島県いわき市・南相馬市、東京都台東区・江東区、神奈川県相模原市
作品概要
(c)2017 佐伯一麦/『二十六夜待ち』製作委員会
杉谷と由実を演じるのは、多くの監督から信頼を得る実力派の井浦新と黒川芽以。
佐伯一麦の同名小説を、『海辺の生と死』の越川道夫監督が映画化。
町の片隅に生きる男女の、大人の恋愛映画。
ストーリー
震災で何もかもを失った由実は、少しは外に出なければ、と叔母に促され小さな飲み屋・杉谷で働くことになる。店主・杉谷には謎めいたところがあった。彼は記憶を失い、覚えているのは料理をしていたことだけ。温かな人々に囲まれながらも杉谷の心は怯え、自分が何者なのか分からない孤独を抱え込んでいた。傷ついた魂を持つ杉谷と由実。ふたりは、やがて“月”と“波”がおたがいを引き寄せ合うように、心と体を寄り添い合わせるようになるのだが…。
地域ばなし・プロダクションノート
福島県いわき市・南相馬市、東京都台東区・江東区、神奈川県相模原市などでロケーション撮影されました。
東日本大震災の被災地、福島県いわき市や南相馬市でも、ロケ撮影がありました。
いわき市「夜明け市場」のロケ撮影では、いわき市のみなさんが、「じゃんがら念仏踊り」の歌を、歌ってくれています。
井浦新さんは、劇中料理を全て自分で料理していて、吹き替えなしで撮影されています。その包丁捌きは、東京・代々木上原にある「割烹山形」の荒井さんから特訓を受けて実現しています。
ロケ地
福島県
いわき市:磐城緑蔭中学校・高等学校、八幡印刷株式会社、いわき湯本温泉 旬味の宿 うお昭、復興飲食店街 夜明け市場、白銀小路
南相馬市:小高地区の海
神奈川県
相模原市
東京都
台東区:上野駅
江東区:大船、北砂町4丁目
映画にちなんだもの
柿、野草、藪椿(ヤブツバキ)、オニタビラコ、福寿草
映画に出てくるグルメ
ふぐ刺し、フグ(河豚)の薄造り
支援
ロケーション協力:
いわきフィルム・コミッション協議会、さがみはらフィルムコミッション つくい事務所、台東区フィルム・コミッション
大船、北砂町4丁目のみなさん、
いわき市青年団体連絡協議会、磐城緑蔭中学校・高等学校、八幡印刷株式会社、うお昭、夜明け市場のみなさん、白銀小路のみなさん、いわき市のみなさん
料理協力:
割烹山形、他。
美術協力:
株式会社上毛義肢、合同会社四家酒造店、太平桜酒造合資会社
キャスト
井浦 新、黒川芽以、諏訪太朗、天衣織女、鈴木晋介、山田真歩、鈴木慶一、宮本なつ、足立智充、杉山ひこひこ、内田周作、嶺 豪一、信太昌之、吉岡睦雄
スタッフ
- 監督:越川道夫
- 脚本:越川道夫
- プロデューサー:藤本款、狩野善則
- 原作:佐伯一麦
- 音楽:澁谷浩次
- 撮影:山崎裕/li>
- 照明:山本浩資
- 美術:平井淳郎
- 録音:近藤崇生
- 音響:山本タカアキ
- 編集:菊井貴繁
作品データ
- クレジット:©2017 佐伯一麦/『二十六夜待ち』製作委員会
- 製作年:2017年
- 公開日:2017年12月23日
- 製作国:日本
- 配給:フルモテルモ
- 上映時間:124分
- 映倫区分: R18+
- 公式TWITTER: https://twitter.com/26yamachi
ゆかりの地図
いわき市:夜明け市場 |
いわき市:夜明け市場 |