北(ノルテ)ー歴史の終わり
フィリピン
作品概要
フィリピンの怪物的作家ラヴ・ディアスがついにヴェールを脱ぐ!
逃げた真犯人と間違って投獄された男、それぞれの人生を見据えた罪と罰をめぐる驚愕の250分。
カンヌ映画祭「ある視点」部門出品作。
オミルバエフ『ある学生』(TIFF12出品作)と同じく、本作もまたドストエフスキー「罪と罰」の翻案劇だが、むしろ「その後の罪と罰」といった趣の大長編である。
ラヴ・ディアス監督は1998年のデビュー以来、9時間の『あるフィリピン人家族の創生』(04)など、規格外れの長尺で知られるフィリピンの怪物的作家で、日本での長編の上映はTIFF2013が初めて。(短編『蝶は記憶を持たない』がTIFF2009で上映されたのみ)。
ストーリー
殺人事件が起こり、真犯人は逃亡し、別の男が間違って投獄される。
しかしシャバで暮らす前者は罪の意識で正気を失い、獄中の後者は徐々に精神の自由を獲得していく…。
キャスト
シド・ルセロ、アンジェリ・バヤニ、アーチー・アレマニア、アンジェリーナ・カナピ、ソリマン・クルス、メイ・パナー、ヘイゼル・オレンシオ
スタッフ
監督・編集:ラヴ・ディアス
脚本:ラヴ・ディアス、ロディ・ヴェラ
プロデューサー:モイア(レイモンド・リー)
ライン・プロデューサー:キンツ・キンタナ 、マヤ・キリノ
撮影監督:ラリー・マンダ
美術:ペリー・ディゾン
アシスタント・ディレクター:ヘイゼル・オレンシオ
編集:ラヴ・ディアス
作品データ
英語タイトル:Norte, The End of History
原題:Norte, Hangganan ng Kasaysayan
上映時間:250分
製作年:2013年
製作国:フィリピン
ゆかりの地図
フィリピン |
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