北海道増毛町
写真・情報提供:増毛町役場
高倉健さん主演の映画『駅 STATION』(1981年公開)のロケ地となったのが北海道増毛町です。
この映画の中で「風待食堂」(かぜまち食堂)として登場した旧多田商店は、その後、映画の外観をそのまま残して、増毛町の観光案内所として保存・活用されてきました。
その観光案内所の屋内に、2017年4月21日、居酒屋「桐子」(きりこ)のスタジオセットが再現されました。
今年(2017年)のゴールデンウィークには、1日あたり800人~900人の人が訪れ、今、話題のスポットになっています。
ちなみに、この居酒屋「桐子」のスタジオセットを再現・設置は、「増毛駅」周辺エリアの観光地化を推進する増毛町のまちづくりによって実現しています。
(2016年12月4日、JR北海道・留萌本線の留萌駅〜増毛駅間が廃止され「増毛駅」が廃駅となったことから、増毛町は、国の地方創生加速化交付金を活用し居酒屋「 桐子」スタジオセットを復元・設置しています。)
居酒屋「桐子」スタジオセットを訪れれば、映画のシーンを模したかつら・貸衣装が無料で貸してもらえるので、映画の主人公・英次(高倉健)・桐子(倍賞千恵子)になりきって記念撮影が出来るようになっています。
北海道増毛町に行けば、映画『駅 STATION』の世界観に浸って、その雰囲気を味わえます。
映画『駅 STATION』ロケ地
北海道
増毛町(ましけちょう):
・観光案内所(風待食堂シーン)
・阿分稲荷神社(初詣シーンの神社)
・雄冬神社(結婚式シーン)
・旧雄冬小中学校(そり、スキーのシーン)
地域ばなし
映画『駅 STATION』にちなんだエピソード:
・映画には、多くの町民がエキストラで登場しています。
・増毛町の雄冬地区でのロケ撮影、撮影当時は、雄冬地区には、増毛町の中心街からは船でしか行くことができず、何日間か雄冬地区での足止めを余儀なくされたことから、増毛町内の多くの飲食店がロケ隊に差し入れをしています。
・主演の高倉健さんが亡くなった時、「風待食堂 観光案内所」に、献花台が設置されました。今でも毎年、故・高倉健さんの命日になると献花台が設置されています。
増毛町の魅力:
・増毛町の駅前通りは、歴史的建造物群として北海道遺産に登録されています。
・増毛町は漁業の町で、甘エビ、ボタンエビ、タコなど新鮮で美味しい海産物を食べることができます。
・日本最北の果樹地帯でもあり、さくらんぼ、りんご、ぶどう、洋梨などの果物もあります。
・日本最北の造り酒屋「国稀」があり、美味しいお酒も楽しめます。
・日本海に沈む真っ赤な夕日は絶景です。
このように、見て良し、食べて良し、風に乗って薫る潮の匂いを嗅いで良し、と三拍子揃った増毛町。 一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ゆかりの地図
増毛町:風待食堂 観光案内所 |
43.85748,141.526436 |