映画「KANO〜1931海の向こうの甲子園〜」台湾のアカデミー賞<第51回金馬奨>「観客賞」「国際映画批評家連盟賞」受賞(台北)

台湾最大にして世界でも歴史ある映画賞のひとつ「第51回金馬奨」において、映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』(2015年1月24日公開)は、<最優秀作品賞><主演男優賞(永瀬正敏)><新人賞(ツァオ・ヨウニン)><新人監督賞(マー・ジーシアン)><衣裳デザイン賞><オリジナル楽曲賞>の主要6部門にノミネートされました。

そして、2014年11月22日(土)、台北の国父記念館にて受賞式が行われ、映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』は、みごと「観客賞」と「国際映画批評家連盟賞」の2つの賞を受賞しました。

金馬奨の歴史の中で、この2つの賞を一つの作品が受賞するのは初めての快挙となります。

◎主演・永瀬正敏さん コメント:
観客賞は、審査員ではなく、見に来てくれたお客様が作品を選ぶものなので、特別な嬉しさがあります。
たくさんこの作品を観に来ていただいたという事なので、とても有難いです。
(観客賞のトロフィーを掲げ)トロフィーは重い!51年の重みがあります。

 

映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』が、観客賞を受賞するのは、今年の3月に行われた第9回大阪アジアン映画祭、7月に行われた第16回台北映画祭に続き、3度目となります。

 

作品概要

 

皆さん知っていましたか? かつて、甲子園に、台湾代表が出場していた事を―
1931年日本統治時代の台湾から夏の甲子園に出場し、決勝まで勝ち進んだ 嘉義農林学校野球部(KANO)の感動の実話を基にした映画。 私たちが忘れかけている大切な何かを思い出さてくれる。

◎ストーリー:
日本統治時代の台湾。日本人、台湾人(漢人)※1、台湾原住民※2 の3民族からなる、弱小チームの嘉義農林学校(KANO)野球部に、名門・松山商業を率いた近藤兵太郎が監督として就任した。
近藤のスパルタ式指導のもと、甲子園大会を目指し、猛特訓が始まる。
とまどう3民族混成チームの部員は、監督の情熱に、しだいに心をかよわせていく。
1931年、ついに台湾代表となり、夏の甲子園に出場。一球たりとも諦めないあきらめない野球で快進撃が始まった…。
※注1:中国大陸から移住した漢民族の子孫
※注2:台湾の先住民族の正式な呼称

◎キャスト:永瀬正敏、坂井真紀、ツァオ・ヨウニン、大沢たかお

◎スタッフ:
製作総指揮:ウェイ・ダーション
監督:マー・ジーシアン
脚本:ウェイ・ダーション、チェン・チャウェイ
プロデューサー:ウェイ・ダーション、ジミー・ファン
主題歌:「風になって~勇者的浪漫~」Rake、中孝介、ファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリン(EPICレコードジャパン)

◎作品データ:
作品クレジット:(C)果子電影
製作年:2014
製作国:台湾
上映時間:185分
制作会社:果子電影有限公司(ARS Film Production)
配給:ショウゲート
宣伝:ヨアケ
オフィシャルサイト:http://kano1931.com/

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台北 国父記念館
25.040504,121.560287
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