広島県呉市
映画『孤狼の血』(配給:東映)の公開日が2018年5月12日(土)と発表され、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也の4人のキャストから壮絶な広島県呉市での撮影を終えてのコメントが届きました。
原作は、「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したミステリー作家の柚月裕子。監督は、『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめにした白石和彌。そして、それを彩るキャスト陣は、主演である役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介と、若手から大御所まで豪華なキャストとなっています。
ロケーション撮影場所は物語同様、広島県呉市を中心にオール広島ロケを敢行。昭和63年当時を彷彿とさせる町並みの中で、2017年4月17日よりクランクインし、2017年5月20日にクランクアップ。ロケ撮影場所には連日、多くのギャラリーが押し寄せました。
広島県呉市での撮影を終えてのコメント
中村獅童
監督!またやっちゃいましたね!ウン!こうなったらとことんやっちゃいましょう!!!
ピエール瀧
白石組にまた参加できて嬉しいです。この『孤狼の血』は、脚本を読んで胸を打たれ、少しでもお役に立てたらと思えた作品でした。撮影スケジュールがタイトで、1週間で東京~呉を5往復してお尻が擦り剥けましたが、それもいい思い出です。
音尾琢真
白石監督作品に参加できることは僕の生き甲斐になっているので、この上ない幸せです。しかも『孤狼の血』という野太い作品。男臭い世界の中に、どうにか居場所を見つけて来ましたので楽しみにしていて下さい。私の役割は少々ゲスいですが自分では気に入っております。見所のシーンもあります。ありがたい。呉の街も大好きになりました。呉冷麺が大好物になりました。
中村倫也
永川という人物は、白石監督曰く『狂犬』。こんな小動物みたいな顔した自分に務まるのか不安でしたが、松坂桃李演じる日岡が「真っ当な正義」だとするなら、永川は「アウトローなりの正義」。彼の持つある種の純粋さに五感を澄まし、挑みました。信頼する監督のもと、偉大なる大先輩たちと芝居を交わし、年々減少傾向にある〝男臭い作品〟に関われたことを、とても幸せに感じています。
映画『孤狼の血』作品データ
ストーリー:
物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。
キャスト:
役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、音尾琢真、駿河太郎、中村倫也、中村獅童、矢島健一、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介ほか
原作:柚月裕子「孤狼の血」(角川文庫刊)
監督:白石和彌
公開日:2018年5月12日(土)
配給:東映
クレジット:©2018「孤狼の血」製作委員会
ゆかりの地図
広島県呉市 |
34.248636,132.565641 |