時計じかけのオレンジ (A Clockwork Orange)
ロンドン・ハートフォードシャー州ボアハムウッド・シェンリー(イギリス)

作品の概要

“素晴らしいの一言。卓越した映像、音楽、言葉、そして感性。”
-Vincent Canby THE NEW YORK TIMES

喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。
他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を今日も変わらず楽しむ、山高帽の反逆児。

モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。
多様な意味での恐怖を込めたア ンソニー・バージェスの小説を、キューブリックが近未来に舞台を移し映画化。
公開当初、世界中にただならぬ衝撃を与えた。
現在に至っても観る者を魅了し続ける、圧倒的な求心力を持つ名作。

『時計じかけのオレンジ』
Blu-ray発売中¥2,500(税込)
販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
(c)1971 Warner Bros. Entertainment Inc.
 
 

ストーリー

近未来のイギリス。
アレックス(マルコム・マクダウェル)は、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領だった。
ある時彼は、事件を起こした後に仲間に裏切られてしまう。

アレックスは逮捕され、殺人や強姦の有罪判決を受ける。
投獄された彼は、受刑者が暴力を嫌うよう洗脳させるプログラムの実験台にされる。
もし成功したら受刑者は減刑され、通常の刑期より早く釈放されるというものだった。

果たして、いかなる実験が行われようとしているのか?
そしてアレックスは暴力を嫌うようになるのだろうか・・・?

地域ばなし

スタジオはイギリスのバッキンガムシャー州のパインウッドスタジオ(Pinewood Studios)が使われました。
ロンドン各所やロンドン周辺の各州でロケが行われました。

地域でおこったエピソード:
本作を観て、映画の内容を真似した犯罪が多発しました。
その状況を受けて、撮影が行われたイギリスでは、1973年、キューブリック監督の意向もあり上映が禁止されました。
キューブリック監督は1999年に亡くなりましたが、イギリスではビデオの取り扱いを含め、1973年から2000年までの間、本作が公共の場に出ることはありませんでした。

映画のストーリー上の舞台:近未来のイギリス

ロケ地

イギリス
ロンドン
テムズミードサウス(Thamesmead South)のサウスメアレイク(Southmere Lake:係留場)・サウスメアレイクのビンゼイウォーク(Binsey Walk:アレックスがディムを湖に投げ込む)・テムズミードサウスエステート(Thamesmead South Estate:アレックスがゴミを蹴りながら口笛を吹く)
チェルシー(Chelsea)のキングスロード(Kings Road)のチェルシードラッグストア(Chelsea Drugstore:レコード店)・チェルシー堤(Chelsea Embankment)
ウェストノースウッド(West Northwood)のウェストノースウッド図書館(West Northwood Library)のネトルフォードホール(Nettleford Hall:アレックスが記者会見で恥をかく)
キングストン=アポン=テムズ(Kingston-upon-Thames)のタグズ島(Taggs Island)
ウォンズワース(Wandsworth:地下鉄)のウォンズワース橋ラウンドアバウト(Wandsworth Bridge Roundabout:浮浪者が襲われる)・トリニティロード(Trinity Road)のウォンズワース刑務所(Wandsworth Prison:パークムーア刑務所の外観)
ウールウィッチ(Woolwich)のウールウィッチバラックス刑務所(Woolwitch Barracks Prison:パークムーア刑務所の内観)
バターシー(Battersea)のアルバート橋(Albert Bridge)
サウスバンク(South Bank)のフェスティバル堤(Festival Embankment:アレックスと浮浪者が再会する)

ハートフォードシャー州
ブリケットウッド(Bricket Wood:アレックスが警官に殴られる)
ボアハムウッド(Borehamwood)のエルストリースタジオ(Elstree Studios)のブルヘッドロード(Bullhead Road:コロバミルクバー、刑務所の門、アレキサンダー邸のバスルーム・廊下)
エルストリー(Elstree)のバーネットレーン(Barnet Lane)のエッジウェアベリーホテル(Edgwarebury Hotel:アレックスが窓から跳ぶ)
シェンリー(Shenley)のリッジヒル(Ridge Hill)のレクトリーレーン(Rectory Lane)のメイナーロッジスクール(Manor Lodge School:猫好き婦人の家)・ブラックライオンヒル(Black Lion Hill)のシェンリーロッジ(Shenley Lodge:猫好き婦人の家)
ラドレット(Radlett)のラドレットエアロドロームハンガーズ(Radlett Aerodrome Hangers:雪の上でレイプをする空想)
ウォーレンラッドレット(Warren Radlett)のスカイブレイク(Skybreak:アレキサンダー邸)

ミドルセックス州
アクスブリッジ(Uxbridge)のブルネル大学(Brunel University)のレクチャーセンター(Lecture Centre:ルドビコ医療センター)

エセックス州
ハーロウ(Harlow)のプリンセスアレクサンドラ病院(Princess Alexandra Hospital:ラストシーンの病院)

オックスフォードシャー州
オックスフォード(Oxford)のシプトンアンダーウィッチウッド(Shipton Under Wychwood:アレキサンダー邸の外観)

バークシャー州
ウィンザー(Windsor)のウォードロイヤル(Ward Royal)

映画にちなんだもの

『雨に唄えば』(“Singin’in the Rain”作中で数回登場する)
『第九』(作中で数回登場する。アレックスはベートーベン好き)
ドイチェ・グラモフォン(Deutsche Gramophon)が収録したベートーベン『第九』、ロッシーニ『泥棒カササギ序曲』『ウィリアムテル序曲』(作中で使われる)

キャスト

マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、エイドリアン・コリ、オーブリー・スミス、マイケル・ベイツ、スティーヴン・バーコフほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

ロンドン・ウォンズワース橋 ミドルセックス州アクスブリッジ・ブルネル大学
Greater London SW18 1, イギリス
Uxbridge, Middlesex UB8 3, United Kingdom
ハートフォードシャー州エルストリー・エッジウェアベリーホテル エセックス州ハーロウ・プリンスアレクサンドラ病院
Borehamwood WD6 3, United Kingdom
Harlow, Essex CM20, United Kingdom

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