杉原千畝 スギハラチウネ

カウナス、ビルニュス(リトアニア)、ワルシャワ、ヴロツワフ、ヤボジナ・シロンスカ、ウッチ、グダニスク(ポーランド)、東京、敦賀

作品概要

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(C)2015「杉原千畝 スギハラチウネ」製作委員会

混乱の世界情勢下、危険な諜報戦に身を投じた杉原千畝の信念と、政府の許可を待たず独断でユダヤ難民にヴィザを発行し続けた彼の覚悟、そして彼を支えた家族愛や友情を描き出す。
戦後70年の時を経て、“真実の物語”が感動超大作としてスクリーンに甦る。

2015年12月5日公開
上映館案内

ストーリー

1934年、満洲。外交官の杉原千畝は、堪能なロシア語と独自の諜報網を駆使し、ソ連北満洲鉄道譲渡の交渉を成立させる。
しかしその裏で共に闘った仲間を失い、在モスクワ大使館への赴任を希望していた千畝も、ソ連から「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として入国を拒否される。
そのため千畝は、リトアニア・カウナスの日本領事館への勤務を外務省に命じられる。 1939年、リトアニアに渡った千畝は、新たな相棒ペシュと共に諜報活動を開始。ヨーロッパ情勢を探り、分析し、日本に発信する。
やがてドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発すると、ナチスに迫害され国を追われた大量のユダヤ難民が、カウナスの日本領事館へヴィザを求めにやってくる。
必死に助けを乞う難民たちの数は日々増して行くばかり。日本政府からの了承が取れないまま、千畝は自らの危険を顧みず、難民たちに日本の通過ヴィザを発給することを決断するのだが……

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地域ばなし

ヨーロッパ各地でロケハンが行われ、ポーランドがロケ地に決定しました。
ポーランドは、「シンドラーのリスト」などのハリウッド映画が撮影されており、国外作品の参加経験があるスタッフがいる多くいることなどが、ロケ地になった決め手になりました。

リトアニアのカウナス、満洲、東京、ベルリン、などが映画の舞台になっています。

劇中には、岐阜、敦賀(日本)、ハルピン、モスクワ、ワルシャワ、ウラジオストック(ソ連)、ブカレスト(ルーマニア)、ダッハウ(ドイツ)、フィンランド、イスラエルなどの地域(地名)がでてきます。

日本・ポーランド・ハリウッドのスタッフによる混成チームを束ねたのは、チェリン・グラック監督です。チェリン・グラック監督は、英語・日本語・フランス語が堪能で、外国語のセリフが多い本作にリアリティをもたらす演出につながっています。

リトアニアのカウナスにある非営利映画館「ロムヴァ」でワールドプレミア上映されました。

リトアニアのカウナスにあるホテルメトロポリス(領事館が閉鎖された後、杉原千畝がカウナスを発つ前に滞在し、ヴィザを発給したホテル)に、2015年9月4日、杉原千畝の功績を記念したプレートが設置されました。

リトアニアのカウナスには、杉原記念館(旧日本領事館)があります。杉原千畝の記念館として保存されており、館内には日本文化研究センターが開設されています。

リトアニアのビルニュスには、杉原桜公園があります。2001年に杉原千畝の生誕100周年を記念して、早稲田大学(杉原千畝が在籍した)が設置した植樹桜の公園です。 リトアニアのビルニュスの郊外には 「スギハラ通り」があります。1991年9月、リトアニア政府が杉原千畝の功績を讚えるため、「スギハラ通り」と命名しています。

ロケ地

ポーランド
マゾフシェ県(Mazowieckie)
ワルシャワ(Warsaw)

ドルヌィ・シロンスク県(Dolnoslaskie)
ヴロツワフ(Wroclaw)
ヤボジナ・シロンスカ(Jaworzyna Slaska)

ウッチ県(Lódzkie)
ウッチ(Lódz):Palac Poznanskich

ポモージェ県(Pomorskie)
グダニスク(Gdansk)

日本
東京

映画にちなんだもの

早稲田大学、独ソ不可侵条約、フィリップス(Royal Philips)、天草丸、ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)、関東軍、北満鉄道、シベリア鉄道、ビザ(ヴィザ)、ゲットー、ゲシュタポ、サッカー、切手、不凍港、JTB

映級グルメ

サンドイッチ、おでん、かき氷、ヱビスビール、ミード酒(蜂蜜酒)

キャスト

唐沢寿明、小雪、ボリス・シッツ、アグニェシュカ・グロホフスカ、ミハウ・ジュラフスキ、ツェザリ・ウカシェヴィチ、塚本高史、濱田 岳、二階堂智、板尾創路、滝藤賢一、石橋 凌、小日向文世

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

杉原記念館(旧リトアニア日本領事館)
54.892603,23.932993
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