静岡県浜松市
作品概要
物語の舞台は、静岡県の北西部。険しい斜面を切り拓いた集落は、天空の村と呼ぶにふさわしい絶景だが、過疎と高齢化が著しく進んでいる。 失われつつある地域独自の言語や文化を後世に残したいという強い思いで本作はスタートした。
静岡発。天空の村に芽生えた青春ファンタジー。
ⓒ2012「果てぬ村のミナ」製作上映委員会
|
|
ストーリー
「神菜が帰ってくる…60年振りに」 その噂は、村の老人たちの間で密かに広まった―。 急峻な斜面に、緑鮮やかな茶畑が広がる天音村上ノ集落。
茶づくりを生業としている守屋家の長男・耕助は、自転車で麓の高校に通う高校二年生。
耕助は同級生の聡、瑠璃とロックバンドを組み、放課後、村で唯一の喫茶店「レイラ」のスタジオで練習するのを日課としていた。
お茶の収穫を控えたある日、黒髪の美少女・松下神菜が、病に侵された祖母のフミとともに上ノ集落に越してくる。
フミは耕助の祖母・ハルとは幼馴染で、60年ぶりの帰郷だという。 耕助は初対面の神菜に歌がヒドイと笑われるが、謎めいたその美貌に次第に惹かれてゆく。
しかし、神菜には他人には知られてはならない秘密があった―。
地域ばなし
映画「果てぬ村のミナ」は、浜松市を中心とする遠州地方の中山間地を主な舞台として描かれています。
地域独自の言語文化である方言はもちろん、地域の精神文化を色濃く反映したストーリーとなっています。
映画製作を核として、ロケ地の観光地化やキャラクターグッズ・関連商品の開発、インターネットでの情報発信など、様々な付加価値のある展開を通して地域振興をめざす地域活性化プロジェクト「ミナの森」が展開されています。
方言を盛り込んだアニメが製作されました。(映画にも一部が登場しています。)
地元に語り継がれる妖怪・妖精の着ぐるみを制作し、各地のイベントに参加しています。
(なお、それらのキャラクターは、携帯ストラップや絵ハガキ、Tシャツなどに商品化され販売されています。)
本作品の公開を記念して、舞台となった遠州地方中山間地でのロケ地巡りツアー・婚活イベントが開催されました。
出演者オーディション開催が、映画ロケ地である「ミナの森 にしうれ小学校(水窪町)」と、浜松市中区板屋町にある「ライブハウス浜松窓枠」の2箇所で開催されました。
ロケ地
静岡県
浜松市天竜区水窪町
浜松市中区板屋町
映画にちなんだもの
未来の自動車
楽器
映級グルメ・商品
日本茶(水窪のお茶)
お菓子「天音(あまね)」
支援
後援:
静岡県、静岡県教育委員会、浜松市、浜松市教育委員会、中日新聞東海本社、浜松エフエム放送、浜松ケーブルテレビ、天竜商工会。
協賛:
栄商会、日本シアタサービス、山田モータース、水窪タクシー、小松屋製菓、山道商店、みさくぼアグリ倶楽部、石井写真館、足神神社、炭焼きレストランさわやか、アベ建材
共催:
静岡県作業所連合・わ
協力:
スズキ、ヤマハ、ローランド
キャスト
土屋太鳳、石川湖太朗、木下かれん、TIKARA、小市慢太郎、高田敏江、西山繭子、戸田昌宏、斉木しげる、渡辺美佐子、風間トオル、他。
スタッフ
監督:瀬木直貴
プロデューサー:上嶋常夫
ラインプロデューサー:谷尚明
脚本:桂いちほ
音楽:磯貝サイモン
撮影:水谷奨
VE :妹尾泰祐
照明:南所登
録音:渡辺丈彦
編集:目見田健
CG :宮武毅
助監督:高明
作品データ
- クレジット:ⓒ2012「果てぬ村のミナ」製作上映委員会
- 製作年:2012年
- 公開日:2012年12月15日(土)静岡先行公開
- 製作国:日本
- 配給協力:シネマイーラ
- 上映時間:97分
- 制作プロダクション:ソウルボート
- 映倫区分:
- 受賞歴等:第11回はままつ映画祭正式出品作品。
- 製作委員会:映画「果てぬ村のミナ」製作上映委員会
- オフィシャルサイト(リンク):http://www.hatenumura.com/
ゆかりの地図
浜松市天竜区水窪町 | 浜松市中区板屋町 |
静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家2697−1 |
静岡県浜松市中区板屋町 |