母という名の女

プエルト・バジャルタ、メキシコシティー(メキシコ)

作品概要

©Lucía Films S. de R.L de C.V. 2017

モンスターのような存在=「毒親」に翻弄される人々を描く。
第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞作品。

2018年6月16日公開
上映館案内

ストーリー

海沿いの家に二人で暮らす姉妹。17歳の妹・バレリアは妊娠しており、姉・クララは離れて暮らしている母親・アブリルを電話で呼び寄せる。お腹の中の子供の父親は、クララが経営する印刷所でアルバイトをしていた17歳の少年・マテオ。姉妹の元に訪ねてきたアブリルは、クララやマテオと会話を重ね、バレリアの不安を和らげるように接し、母親に不信感を抱いていたバレリアも徐々に母を信用し、そして無事に女の子が生まれ、カレンと名付けられる。バレリアの代わりにカレンの世話をしているうちに独占欲がアブリルの中に芽生える。カレンを自分の管理下に置こうとするアブリルに反発しはじめるバレリア。娘との関係が悪化していく中、アブリルは深い欲望を忠実に遂行していく。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

・映画の舞台は、メキシコのリゾートエリア、パジャルタの海辺に建つ美しい別荘です。

・映画のロケ地もパジャルタです。

・ミシェル・フランコ監督は、撮影に先立ち、出演者同士をロケ地として使われる家に一緒に住んでもらい、彼らがお互いと周囲の環境に馴染むことができるようにしています。

・本作品は順撮りの手法で、時系列順にロケ撮影されています。(ミシェル・フランコ監督は、これまでも順撮りの手法を取っています。)

ロケ地

メキシコ
メキシコシティー(Mexico City)
ハリスコ州(Jalisco)
プエルト・バジャルタ(Puerta Vallarta)

映画にちなんだもの

毒親、妊娠、長距離バス、養子縁組、不動産(Century21)、印刷店、ヨガ、子供服

映画に出てくるグルメ

青リンゴ、卵とハム、チキン肉のサルサ、玉子、トマト、茹で卵

支援

後援:在日メキシコ大使館

キャスト

エマ・スアレス。アナ・バレリア・ベセリル、エンリケ・アリソン、ホアナ・ラレキ、エルナン・メンドーサ

スタッフ

監督:ミシェル・フランコ
製作総指揮:ティム・ロス
製作:ミシェル・フランコ
脚本:ミシェル・フランコ
撮影:イブ・カープ
音響:アレハンドロ・デ・イカサ
美術:ミゲル・ラミレス
衣装:イブリン・ロブレス
編集:ジョージ・ワイズ、ミシェル・フランコ

作品データ

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