男はつらいよ 第17作 寅次郎夕焼け小焼け

兵庫県たつの市・東京都千代田区神田神保町・足立区

作品の概要

寅さんと日本画檀を代表する画家の友情は、シリーズの楽しさの一つである「寅さんとインテリ」のバリエーション。

さらに、気っぷの良い姉御肌の龍野芸者ぼたんは、太地喜和子の好演もあって、寅さんとピッタリの相性。

ゲストとマドンナのバランスが絶妙で、佳作となった。

青観の正体がわかっても、身分の隔てなく、自分のスタンスでつき合う寅さんの魅力。

青観のかつての恋人・志乃役で、岡田嘉子が久しぶりに日本映画に復帰した。

 

『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』
DVD発売中 ¥3,990(税込) 発売・ 販売元:松竹
(c)1976 松竹株式会社

ストーリー

上野の飲み屋で、みすぼらしい老人と出会った寅さんは、気の毒に思いとらやに連れて来てしまう。
その老人は、日本画の大家・池ノ内青観(宇野重吉)だった。
世話になったお礼として青観が描いた絵をめぐり、とらやでは大騒動が巻き起こり、寅さんは旅に出ることに。
ところが兵庫県龍野で、寅さんは青観と再会、市長の接待を受け、芸者ぼたん(太地喜和子)と意気投合。
しばらくして、ぼたんが、客だった鬼頭(佐野浅夫)に貸した二百万円を踏み倒されそうになって、上京。
あまりにも理不尽な事態に、憤慨した寅さんは・・・

地域ばなし

第17作では、兵庫県龍野市(現:たつの市)を寅さんが訪れました。

映画のストーリー上の舞台も兵庫県たつの市です。

山崎街道・揖保川・龍野公園・龍野橋・鶏籠山など、たつの市の各所が映っています。

東京都千代田区神田神保町の古書店街も印象的です。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

兵庫県龍野市(現たつの市)
清江橋(青観先生と再会)
本町 梅玉旅館(ぼたんと出会う宴席)
山崎街道
揖保川
龍野公園
龍野橋
鶏籠山(観光課の職員に案内される)
上霞城 武家屋敷跡(青観先生が界隈を歩く)
龍野橋(寅さんがアイスキャンディーを食べる)

東京都足立区西新井大師

東京都千代田区神田神保町古書店街(大雅堂)

映級グルメ

そうめん
(龍野で寅さんたちが昼食で入る蕎麦屋で注文するのが、龍野名物の「揖保そうめん」。
兵庫県西部にに流れ、姫路市の西で瀬戸内海に注ぐ70kmの揖保川の名前をつけた手延べそうめん。
江戸時代、農家の副業で始まったそうめん作りは、現在では全国シェアの四割に。
赤穂の塩、揖保川の水などの材料によってスタンダードとなりました。)

支援

兵庫県たつの市の皆さま 他

キャスト

渥美清、太地喜和子、宇野重吉、岡田嘉子、倍賞千恵子、前田吟、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、笠智衆、西川ひかる、中村はやと、大滝秀治、岡本茉莉、桜井センリ、寺尾聰、榊原るみ、佐野浅夫、佐山俊二ほか。

スタッフ

作品データ

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