男はつらいよ 第3作 フーテンの寅
三重県湯ノ山温泉、鹿児島県種子島・霧島市
作品の概要
『なつかしい風来坊』(66年)など山田洋次作品の脚本を手がけた森崎東監督による第三作。 旅先の寅さんの姿が、活き活きと描かれている。宴会で余興を頼まれた寅さんが、又旅姿で「旅笠道中」に併せて、マドンナの名前「お志津!」と叫ぶ。 寅さんの純情がストレートに伝わってくる。香山美子扮する芸者と、その父で元テキヤの花沢徳衛をめぐるエピソードは、森崎作品ならではの味。 『男はつらいよ フーテンの寅』
DVD発売中 ¥3,990(税込) 発売・ 販売元:松竹 (c)1970 松竹株式会社 |
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ストーリー
柴又に帰って来た寅さんを待ち受けていたのは、見合い話だった。相手は川千屋の仲居・駒子(春川ますみ)。彼女は寅さんの昔なじみで、亭主持ちということで、大騒動に。
それから暫くして、竜造とつね夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと旅館で寅さんが番頭をしていた。
旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に一目惚れして、居着いてしまったという…
それから暫くして、竜造とつね夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと旅館で寅さんが番頭をしていた。
旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に一目惚れして、居着いてしまったという…
地ムービーなわけ(地域との関わり)
第3作では寅さんが三重県湯ノ山温泉、鹿児島県種子島・霧島神宮などを訪れています。
映画のストーリー上の舞台
三重県湯ノ山温泉、鹿児島県種子島・霧島市など
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
長野県 塩尻市
木曽奈良井の旅館 越後屋(風邪を引いている)
木曽奈良井の旅館 越後屋(風邪を引いている)
三重県三重郡
湯の山温泉の旅館 もみじ荘(番頭をする)
湯の山温泉 山岳寺(僧兵祭)
菰野町 御在所ロープウェイ(道子を連れ御在所岳の山上公園へ)
三重県 四日市市(コンビナートが見える染子の家)
鹿児島県 霧島市 霧島神宮(テレビ中継に寅さんが映る)
鹿児島 錦江湾(種子島行きの連絡船に乗っている)
映画にちなんだ商品・料理など
ラーメン(湯の山温泉の”つるや食堂”で染奴が芸者仲間と食べる)
電気コタツ(“もみじ荘”で寅さんが修理)
トレンチコート(寅さんがトレンチコートを羽織る)
歌「花笠音頭」(駒子と為吉の復縁披露で合唱)
キャスト
渥美清、倍賞千恵子、新珠三千代、、笠智衆、森川信、前田吟、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、香山美子、河原崎健三、ほか。
スタッフ
- 監督:森崎東
- 脚本:山田洋次、小林俊一
- 原作:山田洋次
- 音楽:山本直純
- 撮影:高羽哲夫
- 美術:佐藤公信
作品データ
- クレジット:(C)1970 松竹株式会社
- 製作年:1970年
- 公開日:昭和45(1970)年1月15日
- 製作国:日本
- 配給:松竹株式会社
- 上映時間:90分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:第21回芸術選奨・新人賞/森崎東(1970年) 同・文部大臣賞/倍賞千恵子)
- オフィシャルサイト:http://www.tora-san.jp/index.html
ゆかりの地図
三重県湯ノ山温泉
湯の山温泉駅(三重)