男はつらいよ 第7作 奮闘篇

静岡県沼津市、新潟県越後広瀬、青森県鯵ヶ沢

作品の概要

天使のように純粋は花子と寅さんの楽しい日々。

青森県の岩木山の自然に抱かれて育った少女・花子に榊原るみ。

これまでの大人の女性や、若い女性のマドンナとは違う少女への、寅さんをはじめとする、柴又の人々の暖かい目線。

花子の身元引受人の朴訥な教師を田中邦衛が好演。

山田監督が落語を提供したこともある、柳家小さんが、ラーメン屋店主で出演。

その話芸が堪能できる。

『男はつらいよ 奮闘篇』
DVD発売中 ¥3,990(税込)
発売・ 販売元:松竹
(c)1971 松竹株式会社

ストーリー

寅さんの母・お菊(ミヤコ蝶々)が、久しぶりに柴又を訪れる。そこへ寅さんが帰郷し、さくらと共に、お菊の宿泊先の帝国ホテルに向かうが、子供のように愚行を重ねる寅さんに、お菊は愛想を尽かす。旅に出た寅さんは、沼津で東北なまりの少女、太田花子(榊原るみ)と出会い、知的障害を持つその身を案じるが・・・

地域ばなし

第7作は静岡県沼津市、新潟県越後広瀬、青森県鯵ヶ沢などを寅さんが訪れています。

地域でおこったエピソード:新潟県・只見線の越後広瀬駅の集団就職列車は本物。中学校を卒業して東京の工場などに就職していく子供たちと撮影しています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

静岡県沼津市(沼津駅の側のラーメン屋・来々軒で花子と出会う)
沼津駅前交番(警官と寅さん、花子に切符代を工面)
沼津市本町商店街(履物屋の脇で啖呵売)

静岡県富士市(下駄を啖呵売)

新潟県・只見線の越後広瀬駅(本物の集団就職列車が発車する)

青森県弘前市(さくらが弘前駅でローカル線に乗り換える)

青森県・五能線の驫木駅(西津軽郡深浦町大字驫木、さくらが降り立つ)

青森県西津軽郡大戸瀬村立田野沢小学校(さくらが花子を訪ねる)

青森県の岳温泉前バス停(弘前市常磐の字湯野沢、弘前行きのバスに寅さんが乗車)

映画にでてくるグルメ

給食(花子が働く、青森県の田野沢小学校を訪ねたさくらがご馳走になったのが給食。日本で学校給食が初めて行われたのは山形県鶴岡市。1971年当時はまだパン食中心で、1ヶ月の給食費は1000円ぐらいだった。)

キャスト

渥美清、榊原るみ、倍賞千恵子、笠智衆、森川信、前田吟、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、ミヤコ蝶々、田中邦衛、柳家小さん (5代目)、犬塚弘、光本幸子ほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

越後広瀬駅
越後広瀬駅(新潟)
戻る
作品検索 タイトル・人・etc.
作品
地図で探す
地域発!動画
 
インタビュー
予告編