白頭山(ペクトゥサン)大噴火

ソウル(韓国)

作品概要

ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED

大噴火まで残された時間は、75時間。北朝鮮と中国の国境にある白頭山が突然噴火。さらなる大噴火が起これば、朝鮮半島は間違いなく壊滅する。半島の運命を握るのは、北朝鮮の隠された核兵器とその場所を知る北の工作員。成功率わずか3.48%の半島救出ミッション。
大都市崩壊のスペクタクル、迫りくるタイムリミット、超大国アメリカ、中国の思惑が絡み合うスパイ映画さながらの駆け引きをも盛り込んだ、怒涛のストーリー展開。
韓国公開後3週連続1位を達成し、観客動員820万人超えの大ヒットを記録。世界90ヵ国以上で絶賛されたタイムリミット・ディザスターアクション。

2021年8月27日公開
上映館案内

 

ストーリー

北朝鮮と中国の国境にそびえる火山・白頭山で観測史上最大の噴火が発生!マグニチュード7.8の地震は遠く離れたソウルをも直撃し、ビルは倒壊し、漢江は荒れ陸橋は崩壊。未曾有の事態に朝鮮半島は大パニックに陥る。史上最悪の災害を止めるため、政府は白頭山の地質分野の権威である大学教授カン(マ・ドンソク)に協力を要請。カンは半島を崩壊させるほどのさらなる大噴火が起こることを予測する。タイムリミットは75時間―韓国軍爆発物処理班の大尉チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)は部隊を率いて、北朝鮮へ潜入し火山の鎮静化を図る秘密作戦を実行に移す。そのためにはまず作戦成功のカギを握る北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけ出し、次の大規模噴火を何としても食い止めなければならない。果たして彼らは、朝鮮半島の崩壊を阻止することが出来るのか!?

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域・建築ばなし・プロダクションノート

劇中には、韓国のソウルの江南(カンナム)・光化門(クァンファムン)広場・潜水橋(チャムスギョ)、仁川の仁川(インチョン)港、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌(ピョンヤン)にある劇場「4.25文化会館」、咸興市(ハムン市)などの地域・施設が出てきます。

1次爆発(マグニチュード7.8の地震)のシーンは、観客にリアルな体験のように感じてもらうため、ソウルで最も流動人口の多い繁華街の江南駅周辺に舞台が設定されました。江南駅周辺における5分余りのシークエンスのために、ロケ撮影とセット撮影が10回にわたって行われています。建物が崩壊し、道路が捻じ曲がって江南エリアが混乱する現場をリアルかつドラマティックに映像化しています。キム・ビョンマン美術監督は、火山灰、建物の破片、破損した車などの細かなセッティングによって、実際の災害現場のような生々しい光景を表現しています。

白頭山噴火で荒廃した北朝鮮の平壌のシーンは、1年間のプリプロダクションと4ヵ月の制作期間を費やして韓国内に建造されたオープンセットで撮影が行われています。装飾と小道具ひとつひとつにこだわった制作陣は、災害によって電力が途絶えたという設定のもと、特殊チーム隊員のフラッシュライトと自動車のヘッドライトを利用し、最小限の照明を使って災害現場を描いています。

2次爆発が起こり、漢江で津波が発生するシーンは、ソウルに実在する潜水橋(チャムスギョ)でロケ撮影が行われています。韓国映画史上初めて潜水橋の封鎖許可を得た制作陣は、破損した車、エキストラの動員、膨大な量の水を使用するなどによって、リアルで緊張感に満ちた災害シーンの映像化を実現しています。

3次爆発によって北朝鮮の吊り橋が崩壊する場面のために、実際に存在しない仮想空間をCGで作る必要に迫られた制作陣は、特に吊り橋のシークエンスのプリビジュアライゼーション(コンピュータ上における事前のイメージ視覚化作業)に数ヵ月間もの時間を費やしています。吊り橋の幅や長さなどの細かな部分をひとつひとつ作っていき、緻密なシミュレーションが行われています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

韓国
ソウル(Seoul):江南駅(カンナム駅)周辺、潜水橋(チャムスギョ)

映画にちなんだもの

白頭山(ペクトゥサン)、火山性地震、マグマ、朝鮮戦争、核弾頭、ICBM、ウラニウム(ウラン)、キューティープチ、チェオクの剣、チャングムの誓い

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:タブレット菓子、板チョコ、社コーラ(社会主義コーラ)

キャスト

イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジ

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

ソウル・江南駅
ソウル・江南駅
戻る
作品検索 タイトル・人・etc.
作品
地図で探す
地域発!動画
 
インタビュー
予告編