ウーディネ・ゴナルス・クラウイアノ・ローマ(イタリア)
作品概要
昏睡状態が続く少女の尊厳死がイタリア全土を巻き込む関心事となった2009年、ベロッキオ監督はマスコミやキリスト教会や政治家、そしてイタリア国民の反応に大いにショックを受けたという。
しかし映画にするには早急であると判断し、2年の間を置き、視野を広げた上で、本作を完成させた。
尊厳死を巡る3つの物語は、監督自らの経験や価値観を包含しているが、最終的な判断はあくまで観客に委ねられている。
一部即興も取り入れられた撮影を支えた俳優陣は、イタリアを代表する俳優トニ・セルヴィッロや、精力的な国際活動を続けるイザベル・ユペールの名優たちに加え、アルバ・ロルヴァケル(10年『素数たちの孤独』)や、ミケーレ・リオンディーノ(09年『テン・ウィンターズ』)などの若手のホープ。さらに、リオンディーノの弟役のファブリツィオ・ファルコは本年のヴェネチア国際映画祭で最優秀新人賞を受賞。
英語タイトル:Dormant Beauty
原題:Bella Addormentata
© Cattleya
第25回東京国際映画祭上映 |
地域ばなし
イタリアの実話がベースになった作品です。
ロケ地
イタリア
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州(Friuli-Venezia Giulia)
ウーディネ(Udine):Palazzo Morpurgo、Hotel Cristallo、ASP La Quiete、Cividale del Friuli
ゴナルス(Gonars):Autogrill Gonars Nord
クラウイアノ(Clauiano):Azienda Agricola Foffani,
ラツィオ州(Lazio)
ローマ(Rome)
作品データ
キャスト:イザベル・ユペール、トニ・セルヴィッロ、アルバ・ロルヴァケル、ミケーレ・リオンディーノ、マヤ・サンサ、ピエール・ジョルジョ・ベロッキオ
監督:マルコ・ベロッキオ
プロデューサー:リッカルド・トッツィ
脚本:マルコ・ベロッキオ、ヴェロニカ・ライモ、ステファノ・ルッリ
撮影監督:ダニエーレ・チプリ
編集:フランチェスカ・カルヴェリ
作曲:カルロ・クリヴェッリ
クレジット:© Cattleya
製作年:2012年
製作国:イタリア=フランス
配給:
上映時間:110分
オフィシャルサイト(リンク):
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