日本を代表する映画人を、ゲストに迎え、映画の魅力を朝まで存分に堪能できる東京国際映画祭唯一のオールナイト人気企画「映画人の視点」のプログラムが決定した。
豪華ゲストの足跡や映画論を語るカンファレンスと、人気作や貴重作を上映するスクリーニングの2部構成。
■JUZO AGAIN(オールナイト)
日本を代表する映画監督のひとり、故・伊丹十三監督。彼の名「十三」と同じく没後13年の時が経った今、多大な功績を振り返り、その色褪せることのない傑作を上映。
会期:10月22日(土) 22:00開演 オールナイト
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7
出演:宮本信子(女優)、本多俊之(音楽家)、ほか
上映:『ゴムデッポウ』(62) (伊丹一三名義 初監督作品貴重上映)、『マルサの女』(87)、『あげまん』(90) 以上、監督:伊丹十三
■未来のアニメーション
山村浩二監督をはじめとする著名アニメーション監督をゲストに迎え、アニメーション監督の視点からの劇映画論、アニメーションの新たな映像表現に迫る。
会期:10月28日(金) 22:00開演 オールナイト
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン5
出演:山村浩二(アニメーション監督)、ほか
上映:『マイブリッジの糸』(11) 監督:山村浩二、『エースをねらえ!劇場版』(79) 監督:出崎統(追悼上映)、ほか
■映画の出来は弾丸(タマ)の数と火薬(バクハ)の量
『映画の出来は弾丸の数と火薬の量』と題し、70年代アクション映画が日本映画に与えた影響を探り、2大スター、スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマンの名作を上映。
会期:10月29日(土) 23:00開演 オールナイト
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン5
出演:羽佐間道夫(声優)、柏原寛司(脚本家)、ほか
上映:『ゲッタウェイ』(72) 監督:サム・ペキンパー、『ロイ・ビーン』(72) 監督:ジョン・ヒューストン