老人と海 ディレクターズカット版

沖縄県与那国町

作品概要

©︎シグロ

今から30年前(1990年)、荒々しくも美しい自然が残る与那国島に、サバニ(小舟)操り、200キロもの巨大カジキを追う一人の老漁師がいました。
正直に生きる、シンプルに生きる、その姿は人生と向き合う勇気を教えてくれます。

 

ストーリー

沖縄県与那国島、サバニと呼ばれる小舟を操り、1人で200キロもあるカジキを追う漁師、糸数繁(いとかず しげる)さん。
沖縄県与那国町で1988年から2年にわたってロケを敢行。当時の与那国島の海・人・暮らしを映し出す珠玉のドキュメンタリー映画。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

キューバが舞台で映画にもなった、ヘミングウェイの小説『老人と海』にインスパイアーされた作品です。

沖縄県与那国島で、サバニに乗ってカジキを釣る、82才の糸数繁さん(老漁師)の記録映画です。

糸数繁さんは、サバニ(昔からの小舟)で漁に出た、与那国島の最後の漁師です。

キューバのハバナ港は、日本の与那国島とほぼ同じ緯度です。

1970年代に発刊された沢木耕太郎のルポルタージュ集『人の砂漠』(新潮文庫刊)の「視えない共和国」に、本作の主人公・糸数繁さんは、実名で登場しています。

与那国島のカジキ漁シーズンは4月から10月です。

ロケ撮影が行われた1988年はカジキが不漁でした。糸数繁さんはカジキが釣れず、撮影隊は出直して撮影することになりました。

糸数繁さんが171キロのシロカワカジキを釣り上げたのは、1989年5月27日です。

ハーリー祭のシーンは、1989年6月に撮影されました。

本作品の製作には、5年の歳月がかかっています。

本作品で登場する与那国島は、陸上自衛隊の基地(与那国駐屯地)ができる以前です。

映画の東京公開を1ヶ月後に控えた1990年7月末、いつものようにサバニで漁に出ていた糸数繁さんは、カジキと思われる大魚に引きずり込まれ、海で還らぬ人となってしまいました。海と共に生き、そして海に還っていった糸数繁さんは、真の意味で『老人と海』の主人公そのものでした。

ロケ地

沖縄県
与那国町:与那国島、久部良集落、久部良漁港、金毘羅神、与那国空港

映画にちなんだもの

サバニ、カジキ、シロカワカジキ(シロカジキ)、カツオの生き餌、シイラ、クバの葉の手桶、黒潮、海神祭(ハーリー祭)、カチャーシー、三線、大漁旗、御願ハーリー、転覆ハーリー、金毘羅祭(こんぴら祭)、亀甲墓(きっこうばか)、水牛、山羊(ヤギ)、南西空港(日本トランスオーシャン航空)、YS-11(プロペラ機)、相撲大会、台湾、競り、クバの葉、お神酒、蜜柑(ミカン)

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:
カジキ、カツオ、刺身、オリオンビール、おにぎり、ミカン、お煎餅

支援

協力:
南西航空、青林舎、沖縄ツーリスト、琉球海運、六文銭ファクトリー、不二技術研究所、幻燈社、与那国町漁協協同組合、与那国町教育委員会、与那国町役場、与那国島の皆さん、他。

キャスト

糸数繁

スタッフ

監督:ジャン・ユンカーマン
製作:山上徹二郎
企画・製作:山上徹二郎
演出:ジャン・ユンカーマン
音楽:小室等
演奏:坂田明、佐藤允彦、竹田裕美子、石川鷹彦
撮影:清水良雄
録音:本間喜美雄、滝澤修
編集:市原啓子
スチール:本橋成一

作品データ

ゆかりの地図

与那国島久部良漁港
与那国島久部良漁港

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