埼玉県川越市・上尾市・川島町・東松山市・さいたま市・所沢市、東京都渋谷区・世田谷区
作品概要
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
石井裕也が人間の内面を鋭くえぐり、尾野真千子がもがき、あがき、力の限り戦った傑作。
この世界には、誰のためにあるのかわからないルールと、悪い冗談みたいなことばかりがあふれている。誰もが自身を偽り、まるで仮面の生活を強いられているかのように。そんな、まさに弱者ほど生きにくいこの時代に翻弄されている一組の母子がいた。
これは、現代日本を正面から見つめた物語。そして、ひとりの女性がそんな時代にあらがうように生きる物語。
ストーリー
1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は昔演劇に傾倒しており、お芝居が上手だ。
中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入院している義父の面倒もみている。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。
花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。
社会的弱者―それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。 はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
地域ばなし・プロダクションノート
本作品は、コロナ禍で撮影されました。マスク・マウスシールドをつけて撮影に挑んでいます。
少人数のスタッフ体制で現場撮影を行い、スタッフがエキストラとして出演もしています。
埼玉県川越市・上尾市・川島町・東松山市・さいたま市・所沢市でロケーション撮影されています。
東京都渋谷区の渋谷センター街・渋谷スクランブル交差点、世田谷区の居酒屋「都夏 下北沢本店」でロケ撮影されています。
ロケ地
埼玉県
川越市:
上尾市:
川島町:
東松山市:
さいたま市:氷川女體神社
所沢市:
東京都
渋谷区:渋谷センター街、渋谷スクランブル交差点、恵比寿ガーデンプレイス
世田谷区:都夏 下北沢本店
映画にちなんだもの
新型コロナウィルスウィルス、マスク、お金、交通事故、高齢者ドライバー、賠償金、謝罪、薄ら笑い、アルツハイマー病、市営団地、ホームセンター、風俗店、いじめ、赤い自転車、商品廃棄処分、慰安コンサート、リモートコンサート、ゴキブリ、アングラ演劇、老人ホーム、糖尿病、インスリン、シングルマザー、養育費、「北見玉ねぎ」段ボール箱、子宮頸がん、夏目漱石
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:
牛丼、ミニトマトのベーコン巻き串、パスタ、パン、スープ、茄子(ナス)、サンドイッチ、バースデーケーキ
支援
撮影協力:
川越市、あげおフィルムコミッション、埼玉県川島町、比企フィルムコミッション、東映東京撮影所、武蔵國一宮 氷川女體神社、株式会社カインズ、恵比寿ガーデンプレイス、DAY NITE、株式会社アートワークスラパン、富士見ビル、都夏 下北沢本店、埼玉県住宅供給公社川越支所、北原共有地、吉田照久、ことぶき中尾店、三浦建設、株式会社神州加工所、他。
キャスト
尾野真千子、和田庵、片山友希、大塚ヒロタ、芹澤興人、笠原秀幸、泉澤祐希、前田勝、コージ・トクダ、前田亜季、鶴見辰吾、嶋田久作、オダギリジョー、永瀬正敏
スタッフ
監督:石井裕也
脚本:石井裕也
プロデューサー:永井拓郎、神保友香
音楽:河野丈洋
主題歌:「ハートビート」/ GOING UNDER GROUND(ビクターエンタテインメント)
撮影:鎌苅洋一
照明:長田達也
録音:小松将人
美術:石上淳一
装飾:石上淳一
衣裳:立花文乃
編集:石井裕也、岡﨑正弥
作品データ
- クレジット:©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
- 製作年:2021年
- 公開日:2021年5月21日
- 製作国:日本
- 配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ
- 上映時間:144分
- 映倫区分:R15+
- オフィシャルサイト: https://akaneiro-movie.com
ゆかりの地図
氷川女體神社 |
氷川女體神社 |