魔女と呼ばれた少女

キンシャサ(コンゴ民主共和国)

作品概要

アフリカの子ども兵問題に衝撃を受けたカナダの新鋭キム・グウェンが10年間あたため続けた企画で、未だ紛争の絶えないコンゴ民主共和国を舞台に、生と死、現実と幻想が交錯する魅惑の映像詩。
監督自らストリートで見出した主演のラシェル・ムワンザが、機関銃を携える凛々しき女神のカリスマ性から、恋する乙女の可憐さまでを見事に演じてベルリン国際映画祭で〈銀熊賞〉を受賞。
トライベッカ映画祭でも〈作品賞〉〈主演女優賞〉をダブル受賞した衝撃作。

原題:REBELLE
英語タイトル:WAR WITCH

© 2012 Productions KOMONA inc.
上映館案内
劇場公開

ストーリー

「私はコモナ。14歳。これから生まれるあなたに、“魔女”と呼ばれたママのすべてを話したい。
死と隣り合わせの日々の中で、私は彼と出逢ったの」 
平和な水辺の村から拉致され、反政府軍の兵士となったコモナは、死んだはずの人たちに導かれ、全滅必至のゲリラ戦から生還する。
亡霊を見える力が勝利を招き、“魔女”と崇められるコモナだが、殺される運命を悟り、最愛の少年と逃避行の旅に出た――。

地域ばなし

映画では、明言されていませんが、コモナの村はコンゴ民主共和国の東部を舞台にしていると推測されます。
2011年6月にコンゴ民主共和国でオールロケによる撮影を敢行しました。
首都のキンシャサは世界で最も危険な場所の一つで、武装した市民軍に待機してもらい、撮影しています。
現在、コモナのような子ども兵が世界19カ国で25万人確認されていますが、うち9カ国はアフリカ諸国です。

ロケ地

コンゴ民主共和国
キンシャサ

映画にちなんだもの

タンタル鉱石

支援

後援:ケベック州政府在日事務所
協賛:英治出版

キャスト

ラシェル・ムワンザ、アラン・バスティアン 、セルジュ・カニアンダ、他。

スタッフ

作品データ

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キンシャサ
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