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男はつらいよ第４０作寅次郎サラダ記念日

長野県小諸市、長崎県島原市、東京都新宿区

作品概要

俵万智のベストセラー短歌集「サラダ記念日」を原作にした、短歌文学の香り豊かな作品。
三田寛子扮する由紀が短歌に凝っているという設定で、随所に俵万智の句が引用される。
寅さんが夢中になる女医に三田佳子。
ドラマで医者の役が多かった三田のイメージをうまく使いつつ、いのちの現場で死と向き合うヒロインと、出会った人を幸福な気持ちにさせる寅さんの心の交流を描いている。由紀のボーイフレンドの大学生に尾美としのり。
本作より、屋号が「くるま菓子舗」と改められた。

寅次郎サラダ記念日』
ＤＶＤ発売中￥3,990（税込）
発売・販売元：松竹
(c)1988 松竹株式会社

DVD･ブルーレイ

ストーリー

信州小諸、駅前で知り合ったお婆さん（鈴木光枝）の家に泊まり、昔語りを聞く寅さん。
翌朝、医師・原田真知子（三田佳子）が、お婆さんを病院に入院させるためにやってくる。
重病のお婆さんは、寅さんの説得でなんとか入院し、真知子は寅さんを御礼にと家に招待する。
くるまやに帰った寅さんは、満男の大学受験の下見ということで、真知子の姪・由紀（三田寛子）を早稲田大学に訪ねる。さらに真知子も息子に会うために東京へ。寅さんにとって幸福な日々となる…

地域ばなし

第４０作では寅さんが長野県小諸市、長崎県島原市などを訪れました。

ロケ地：都市・地域・施設（建築物・土木構造物）

長野県
小諸市：
小諸城、懐古園、健速神社・祇園祭、こもろ市民まつり（タイトルバック）
健速神社そば（ポンシュウと共にスニーカー、スポーツウェアを啖呵売）
JR小諸駅前（おばあちゃん（鈴木光枝）と出会う）
小諸病院（おばあちゃんに付き添って、真知子の車でやってくる）
JR小海線小海駅（旧国鉄キハ 58系が信州を走っている。千曲川を渡り小海駅へと列車は向かう）
小海線（タイトルバックでキハ58が走る）　

東京都
新宿区：早稲田大学（由紀を訪ねる）

長崎県
島原市：島原城（ディパックのバイをしている）