男はつらいよ 第46作 寅次郎の縁談

香川県志々島・高見島・琴平町・栃木県那須烏山市

作品の概要

第24作『浪花の恋の寅次郎』以来、松坂慶子が二度目のマドンナを演じて、寅さんとの楽しい日々が描かれる。

瀬戸内海に浮かぶ小さな琴島は、現代社会から隔絶されたユートピアのような雰囲気で、駐在さん(笹野高史)、住職さん(桜井センリ)、おばさん(松金よね子)たち、島の住民たちも、どこかのんびりとしている。

新国劇のベテラン、島田正吾が葉子の父でハイカラな老人、田宮善右衛門を好演。宴会で葉子とタンゴを踊るシーンは幸福感に満ちている。

また第1作のマドンナを演じた光本幸子が、第7作『奮闘篇』以来久々に、冬子役で出演。『釣りバカ日誌』のハマちゃん(西田敏行)も意外なかたちで登場する。

『男はつらいよ 寅次郎の縁談』 DVD発売中 ¥3,990(税込) 発売・ 販売元:松竹 (c)1993 松竹株式会社

ストーリー

就職活動中の満男は、博と大げんかして、夜汽車に飛び乗る。一年ぶりに柴又へ帰って来た寅さんに、さくらが満男の悩みを告げていると、ちょうどそこへ、満男からの手紙が届く。

瀬戸内海に浮かぶ琴島に、満男を迎えに行く寅さんだったが、美しい葉子(松坂慶子)の存在を知り、島に残ることに。一方、満男は看護師のあや(城山美佳子)とむつまじく過ごしていた・・・

地域ばなし

第46作では、香川県志々島・高見島・琴平町・栃木県烏山町などを寅さんが訪れています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

香川県三豊市志々島(海岸通りを歩く寅さんと満男が再会)
香川県仲多度郡琴平町金比羅神宮(金比羅参り)
琴平線
高松市栗林公園(茶店)
香川県仲多度郡多度津町高見島近く(塩飽諸島で海上タクシーに乗る)
香川県牟礼町八栗寺(さくらへ電話)
香川県土庄町富丘八幡宮(犬のぬいぐるみをバイ)
寝台特急瀬戸号高松行(ブルートレイン)

栃木県那須郡烏山町(現:那須烏山市)(花嫁行列に寅さんが祝辞)

烏山町の山あげ祭

東京駅・寝台特急瀬戸号(高松行に満男が飛び乗る)

映画にでてくるグルメ

ママカリ(家出する満男から無事の知らせと共に届いたのが「ママカリ」。和名はサッパ(ニシン目に属する)。瀬戸内海、・有明海を中心にした西日本で食されている。ママカリとは”飯借り”のことで、「ご飯がすすみ、炊いた分を食べ切ってもまだ足らず、隣の家から飯を借りてこなければならないほど旨い」という意味。)

キャスト

渥美清、松坂慶子、吉岡秀隆、倍賞千恵子、前田吟、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、島田正吾、城山美佳子、光本幸子、関敬六、笹野高史、桜井センリ、小形雄二、神戸浩、すまけい、西田敏行ほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

香川県三豊市詫間町志々島志々島
香川県志々島

戻る
作品検索 タイトル・人・etc.
作品
地域発!動画
 
インタビュー
予告編
このエントリーをはてなブックマークに追加
地図で探す