映像表現と映像文化を守るためにWEB上に建設された映画館「theatre tokyo」(http://www.theatre-tokyo.com/) が、「今、上映すべきもの」を提案する8名のキュレーターを迎え、2012年6月30日(土)リニューアルオープン。
【8名のキュレーター】
坂本 龍一 音楽家
李 相日 映画監督
林 海象 映画監督
信藤 三雄 アートディレクター
丹下 紘希 映像作家
辻川 幸一郎 映像作家
村上 淳 俳優
柳家 花緑 落語家
【コンセプト】
theatre tokyoはWEB上に建設された完全招待制の会員制映画館。
失われつつある映像文化や、自由な表現方法を守るため、 あえてカタチを持たない映画館として誕生。
映画館に対してのアンチテーゼという目的で建設されたわけではなく、”映画は映画館で見てこそのもの”という考えから。
映像の迫力、音響、どれをとっても実際の映画館には敵いません、ただ、現代社会において映画というものが商業性に偏って成り立っているような印象がある。
コンセプチャルな作品を上映することで、映画との関係性を再考し、 映画を「つくる人のもの」、「観る人のもの」に戻すことができればと考えている。
【上映設備について 】
THEATREプレミア(先行上映試写室)、THEATRE A、THEATRE Bの3館で、1館につき80名収容。
【上映される作品について】
映画が製作されても上映される機会、場が年々少なくなっているという現実や、劇場公開後、DVD化されていない、あるいはDVD化はされているけれども、劇場公開はされていないといった国内外の作品が多くあるという現状を打開すべく、theatre tokyoと8名のキュレーターによって提案された作品を映画関係者、流通からの協力のもと、トークショーを中心とした立体イベントと連動させて、クローズアップしていく。
リアルな映画館体験をWEBの世界に表現した デジタルコンテンツによる新感覚アプローチ
上映前に流れるシネアド ロビー広告スペース
場所を問わないWEB映画館から地方の期待へも大きく応えていく。
【上映スケジュール】
6/30〜7/6 :THEATRE A
『LIGHT UP NIPPON』
http://lightupnippon.jp/movie/
柿本ケンサク監督作品 先行上映
(7.7(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー)
7月中旬:THEATRE B
『ザ・デイ・アフター・ピース』
http://www.ufpff.com/dap/
ジェレミー・ギリ監督作品
近日公開:THEATRE A
『新宿泥棒日記』(1969)
http://www.oshima-pro.jp/works.html
大島渚監督作品
坂本龍一キュレーション
【入会方法】
完全招待制度の会費会員制。 立体イベント開催時にも入会可。
【鑑賞方法 】
http://www.theatre-tokyo.comよりログイン後、 観賞日時と時間を選択、座席も指定。
座席の位置によって、スクリーンの見え方も変わってくる。
■ 料金システム(クレジット決済)
利用料:月額: 300円あるいは年会費3000円
各回の鑑賞料金: 各上映作品終了後にお客さまにお決めいただく「投げ銭」システム!