リザとキツネと恋する死者たち

ブダペスト(ハンガリー)、ボヴェツ(スロベニア)、栃木県那須町

作品概要

恋した相手が次々と殺される?!
ヘンテコ昭和歌謡がクセになる、奇妙でポップなジャポネスク・ファンタジー。
1970年代のレトロなブダペストを舞台に、ジャポネスクとヨーロピアンが不思議にマッチし、映像、音楽ともクセになるキュートな作品。

2015年12月19日公開
上映館案内

ストーリー

1970年代のブダペスト。
日本大使未亡人の看護人として住み込みで働くリザの心のよりどころは、日本の恋愛小説と、リザにしか見えないユーレイの日本人歌手、トミー谷。
孤独な毎日を軽妙な歌声で元気付けてくれるが、リザは恋愛小説にあるような甘い恋に出会うべく、30歳の誕生日に未亡人に2時間だけ外出許可をもらう。だが、その間に未亡人が何者かに殺害され、さらに彼女が恋した人は“死者”となる、奇怪な殺人事件が次々と起こる・・・。

地域ばなし

ハンガリーで最も売れっ子のCMディレクターであるウッイ・メーサーロシュ・カーロイ監督が、短編映画祭に出席するため日本の那須を訪れた際、美しい狐の化身と恋をする男は次々と死んでしまうと言う伝説「九尾の狐伝説――帝を誘惑し、日本を乗っ取ろうと絶世の美女に化けた狐の妖怪の物語」に魅せられ制作されました。

ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ監督が、来日時、約5時間をかけタワーレコードでCDなどで見つけた日本の歌謡曲にインスパイアされながら、音楽担当のアンブルシュ・テヴィシュハージさん独特の昭和歌謡曲の世界が創り出されています。

劇中には、栃木県の那須、フィンランド、ヘルシンキなどの地名(地域)が出てきます。

劇中に登場する、ハンバーガー店「メック・バーガー」や雑誌「コスモポリタン」は、社会主義だった1970年代のハンガリーには実際にはありませんでした。(架空)

ロケ地

ハンガリー
ブダペスト(Budapest )

スロベニア
ボヴェツ(Bovec)

映画にちなんだもの

栃木県那須町「九尾の狐伝説」、日本人歌手、昭和の歌謡曲、奈良キツネ、妖怪キツネ

ラジカセ(ナショナル)、睡眠薬、桜の花、カバ

映級グルメ

メックバーガー(Mekk Burge)の蟹肉バーガー、メックケーキ、メックシェイク

ニンジン、シチュー、キャビア、ポテト、ビスケット、ドーナツ、ピクルス、日本酒

キノコのジャム煮、メロンスープ、鯉のメープルシロップ煮

支援

提供:
オデッサ・エンタテインメント、33 BLOCKS

協力:
バモスクルー、大阪アジアン映画祭、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭

キャスト

モーニカ・バルシャイ、デビッド・サクライ、サボルチ・ベデ・ファゼカシュ、ガーボル・レビツキ、ピロシュカ・モルナール

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

ブダペスト 那須町
47.497876,19.043757
47.497876,19.043757

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