埼玉県本庄市、静岡県袋井市、神奈川県鎌倉市
作品概要
(C)2013「くちづけ」製作委員会
元人気漫画家・愛情いっぽんの娘マコが、死んだ。
天使のように愛らしく優しい娘だったマコ。 仲良しのうーやんと結婚しようとしていたマコ。
そんな彼女の命が、なぜ、この世から消えなくてはならなかったのか?
そこには、父娘の悲しい愛情の物語がありました。
「くちづけ」は、海よりも罪よりも深い親子愛の物語です。
ストーリー
愛情いっぽん(竹中直人)は、かつて「長万部くん」というヒット作を生み出した漫画家。
しかし、娘マコ(貫地谷しほり)を出産してすぐに亡くなった妻に代わり、男手ひとつでマコを育てるために漫画家を休業して、もう30年……。
30歳ともなれば、どんな箱入り娘だって父の手から離れることができるはず。
なのに、なぜ? マコの心は、ずっと7歳の子供のまま止まってしまっているのです。心優しく純粋なマコですが、誰かの助けなしでは生きていけません。自立できるよう施設に入れようとしても、いつもすぐに逃げ出してきてしまう繊細なマコには、いっぽんしか頼れる人がいないのです。
ある春の日、いっぽんは、「ひまわり荘」という自立支援を目的とした知的障害者が集団で生活するグループホームに、住み込みで働くことになります。 そこには、主人で医師の国村先生(平田満)、その奥さんの真理子(麻生祐未)と娘のはるか(橋本愛)、ちょっと毒舌家のスタッフ・袴田さん(岡本麗)。入居者の、やたらテンションの高いうーやん、写真が趣味の仙波さん(嶋田久作)、背の高い頼さん(屋良学)、シモネタを連呼するのが大好きな島チン(谷川功)がいて、みんなで楽しく暮らしています。
うーやんは、いっぽんをうーやんの妹・智子(田畑智子)の婚約者と間違えるようなおっちょこちょいですが、いっぽん以外の男性をこわがるマコが、うーやんにだけは心を開いて、いっぽんを驚かせます。
ひまわり荘では、みんなのびのびと自由。はるかの友達・南(尾畑美依奈)が、みんなを「キモい」と言っても負けません。逆に南をやっつけてしまいます。
ひまわり荘の元気な仲間たちと触れ合っていくことで、自分たち2人しか味方がいなかったいっぽんとマコのこわばった気持ちが、少しずつ溶けていきます。マコは発作を起こさなくなりました。
ひまわり荘をいっぽんに紹介した編集者・夏目(伊藤高史)は、いっぽんの漫画の大ファンで、復活してほしいと心から願っています。このまま、ひまわり荘で安定した生活を取り戻せたら、その夢もかなうかもしれません。 そんな時、いっぽんに病気がみつかります。
いっぽんの心配をよそに、うーやんはマコと結婚すると宣言します。はたして2人は無事に結婚できるのでしょうか?
そして、いっぽんはもう一度漫画を描くことができるでしょうか?
地域ばなし・ロケ地
【ロケ地】
埼玉県
本庄市
静岡県
袋井市:澤野医院記念館
神奈川県
鎌倉市:長谷寺
映画にちなんだもの
長谷寺、ナウシカ
映級グルメ
バーベキュー、缶ビール(サッポロ 黒ラベル)
支援
美術協力:
ソフトバンク、サッポロ生ビール黒ラベル、他。
小道具協力:
眼鏡市場、adidas、3M、タオル美術館、他。
撮影協力:
本庄市、袋井市、袋井市教育委員会、澤野医院記念館、フィルムサポート島田、中京テレビ、長谷寺
取材協力:
社会福祉法人はなわ福祉会 はなわの杜、特定非営利法人からし種福祉会 ケアホーム上里、指定障害者支援施設 さやま園、社会福祉法人 青い鳥福祉会、他。
キャスト
貫地谷しほり、竹中直人、宅間孝行、田畑智子、橋本 愛、岡本 麗、嶋田久作、麻生祐未、平田 満、宮根誠司、伊藤高史、谷川 功、屋良 学、尾畑美依奈、万田祐介
スタッフ
監督:堤幸彦
脚本:宅間孝行
プロデューサー:青木英美、神康幸、市山竜次
主題歌:「グッド・バイ・マイ・ラブ」熊谷育美(TAKUMI NOTE)
音楽:朝川朋之
音楽プロデューサー:茂木英興
原作:宅間孝行
主題歌:「グッド・バイ・マイ・ラブ」熊谷育美(TAKUMI NOTE)
撮影:斑目重友
美術:相馬直樹
照明:川里一幸
録音:臼井久雄
装飾:野村哲也
編集:伊藤伸行
作品データ
- クレジット:(C)2013「くちづけ」製作委員会
- 製作年:2013年
- 公開日:2013年5月25日
- 製作国:日本
- 配給:東映
- 上映時間:123分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:
- 製作委員会:
- オフィシャルサイト:http://www.kuchizuke-movie.com/
ゆかりの地図
本庄市 | 袋井市 |
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