広島県大崎下島・竹原市・福山市鞆の浦、愛媛県今治市
作品概要
気がつけば、私、ひとりじゃなかった。 豊かな自然とやさしい人々が生きる小さな島を舞台に、ひとりの少女に訪れる不思議な出会い。 いま、いちばん大切にしたい、家族の愛の物語。 スーパーアニメーターが集結。 |
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(c)2012『ももへの手紙』製作委員会、税抜価格4,800、発売・販売元:バンダイビジュアル | |
ストーリー
“ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し、お父さんは天国に旅立ってしまった。 「ほんとうはなんて書きたかったの?」 心ない言葉をぶつけ、仲直りしないまま、母いく子と瀬戸内の島に移り住む。慣れない生活に戸惑うももだったが、 不思議な妖怪“見守り組”のイワ、カワ、マメと出会う。
食いしん坊でわがまま、でも愛嬌たっぷりの彼らには、 実は大切な使命があった……。
もものために明るく振舞いながら忙しくする母いく子。 そんな中、ちょっとのすれ違いからももといく子はケンカをしてしまい、 さらにいく子は病に倒れてしまう。母が自分のために無理をしていたこと。 母の本当の想いに気づいたももは“大切な想いを伝える”奇跡を起こしていく・・・。
地域ばなし
映画のストーリー上の舞台:瀬戸内海の架空の島(汐島)
地域でおこったエピソード:スタッフは広島県大崎下島、竹原市、愛媛県今治市等でロケハンを行い、多くの写真史料を撮影。瀬戸内海のやさしい空気を美しい美術と手書きのアニメーションの中に織り込んでいきました。
地域との関わり:
映画に登場する汐島は、広島県大崎下島をモデルに描かれました(大崎下島の大長地区と御手洗地区です。)
また、広島県竹原市の重要伝統的建造物群保存地区、広島県福山市鞆の浦、愛媛県今治市の来島会恭大橋もモデルとなっています。
一族のルーツを広島県福山市の鞆の浦に持つ沖浦監督は、以前から瀬戸内海の各地に興味を持ち旅行した経験がありました。
広島県と愛媛県が「瀬戸内海もも旅ガイドマップ」を発行しています。
ロケ地
広島県大崎下島、竹原市、愛媛県今治市などでロケハンがされました。
映級グルメ・商品
保命酒・保命酒のど飴
(映画の中のノスタルジックな那智並みの一角に、保命酒の老舗「入江豊三郎本店」がでてきます。保命酒は、江戸時代から鞆に伝わる日本最古の需要強壮薬味酒です。)
支援
取材協力:広島県呉市豊町・豊浜町、愛媛県今治市、高知県幡多郡大月町柏島、国立国会図書館、東京大学先端海洋システム研究センター、厳島神社他。
協力:広島県、他。
キャスト
美山加恋(宮浦もも)、優香(宮浦いく子) 、 西田敏行(イワ) 、山寺宏一 (カワ)、マメ:チョー(マメ)
スタッフ
- 原案・脚本・監督:沖浦啓之
- プロデューサー:向井地基紀、野口真梨子、岡田育正
- 作画監督:安藤雅司
- キャラクターデザイン:沖浦啓之・安藤雅司
- 副作画監督:井上俊之
- 美術監督:大野広司
- 美術設定:渡部 隆
- 色彩設計:水田信子
- CG監督:西川和宏
- 演出:楠美直子
- 音響監督:若林和弘
- 撮影監督:田中宏侍
- 編集:植松淳一
- 音楽:窪田ミナ
- 主題歌:原由子「ウルワシマホロバ~美しき場所~」 (タイシタレーベルビクターエンタテインメント
作品データ
- クレジット:(c)2012『ももへの手紙』製作委員会
- 製作年:2012年
- 公開日:2012年4月21日
- 製作国:日本
- 配給:角川映画
- 上映時間:120 分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:ニューヨーク国際児童映画祭長編大賞受賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞、第36回トロント国際映画祭、第27回ワルシャワ国際映画祭、第44回シッチェス・カタロニア国際映画祭、釜山国際映画祭第31回ハワイ国際映画祭
- 製作委員会:2012 『ももへの手紙』製作委員会(バンダイビジュアル、プロダクション・アイジー、角川書店、TBSテレビ、オーエル・エム、ホリプロ、毎日放送、CBC、Yahoo JAPAN、ジェイアール東日本企画、東急レクリエーション、RCC、毎日新聞社)
- オフィシャルサイト(リンク):http://momo-letter.jp/
ゆかりの地図
大崎下島豊町 | 大崎下島豊浜町 |
広島県呉市豊町久比63 |
広島県呉市豊浜町大字大浜311−1 |
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