京都府京都市、大阪府枚方市
作品の概要
日本映画ファン待望!宮﨑あおい、大竹しのぶ 初共演。 突然の母の結婚を素直に喜べず、どうしても意固地になってしまう娘と、自由奔放であっけらかんとしながらも、娘を愛情深く見つめる母。温かくて、愛おしくて、切ない母娘の姿がスクリーンに溢れる。
『オカンの嫁入り』
DVD発売中¥4,935 (税込) 発売元:角川書店 販売元:東映/東映ビデオ ©2010「オカンの嫁入り」製作委員会 |
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ストーリー
ある日の深夜、母・陽子が酔っ払って若い金髪の男・研二を連れて帰ってくる。
「おかあさん、この人と結婚することにしたから」あまりに突然の出来事にとまどう娘・月子は、あっけらかんとした陽子の態度が許せず、とっさに家を飛び出してしまう。
家族同然の付き合いをしている大家のサクや、陽子の勤務先の上司である村上先生らの必死のとりなしと、外見とは違って、真面目で、料理上手で、月子とも打ち解けようと明るく接する研二の人柄の良さに、徐々に月子のかたくなな気持ちも和らいでいく。
しかし陽子には月子に打ち明けられない秘密があり、月子もまた、心に大きな傷を抱えていた…。
地域ばなし
ニフティ・ココログ小説で公開された咲乃月音著作の大阪童話(第3回『日本ラブストーリー大賞』受賞)を、オール関西弁の台詞で作られた映画です。
撮影は、主に東映京都撮影所のセットと、京阪牧野駅などで行われました。
地域でおこったエピソード:電車、駅のシーンが撮影された京阪牧野駅では、撮影当日はどこからか情報を聞き付け、「静かで人がいない駅」のハズが次々と人だかりできてしまいました。そして当駅の入場券売上げは過去最高を記録しました。
東映京都撮影所では、実は“銭形平次”のセットをリフォームして使用しています。
関西弁が重要となるため、「絶対に関西人に笑われるような関西弁にはしない」と呉監督は、1カット1カット徹底的にセリフをチェック、方言指導者を現場に常に配して撮影に臨みました。東京出身の宮﨑、大竹も、二人以外の主要キャストはオール関西人というプレッシャーの中で、関西弁の持つ絶妙な軽さと温かさを表現しています。
家族の食卓、そばに住む大家が持ち込むお惣菜、娘が母に届けるお弁当など、50年の歴史のある辻調理師専門学校が調理指導にあたり、家庭料理が重要な役割を果たしています。
映画のストーリー上の舞台:大阪のとある町。
ロケ地
大阪府枚方市
京阪電車・牧野駅と線路脇(ホーム、母娘が自転車で二人乗り、愛犬ハチの散歩)
牧野駅の駐輪センター(駐輪場でのシーン)
京都市北区
船岡山公園(展望台で母娘が話す)
映画にちなんだもの・グルメ
・白無垢の花嫁衣裳
・糠漬け(研二が樽ごと持ち込む)
・弁当箱(母に届ける)
・パグ(愛犬ハチ)
支援
協力:東映京都撮影所
キャスト
宮﨑あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、絵沢萠子、國村隼、林泰文、斎藤洋介、春やすこ、たくませいこ、友近、 綾田俊樹、ほか。
スタッフ
- 監督:呉美保
- 脚本:呉美保
- 製作:椎名保 プロデューサー:杉崎隆行、山口敦規 協力プロデューサー:竹村寧人 企画:福原英行
- 原作:咲乃月音「さくら色 オカンの嫁入り」(宝島社文庫)
- 音楽:田中拓人
- テーマソング:jimama「大好きな人」(EPICレコードジャパン)
- 撮影:谷川創平
- 照明:金子康博
- 美術:吉田 孝
- 録音:弦巻裕
- 衣装デザイン:
- 編集:高橋信之
作品データ
- クレジット:©2010「オカンの嫁入り」製作委員会
- 製作年:2010年
- 公開日:2010年9月
- 製作国:日本
- 配給:角川映画
- 上映時間:110分
- 映倫区分:G
- 受賞歴:
- 製作委員会:2010「オカンの嫁入り」製作委員会(角川映画、東映ビデオ、NTTドコモ、キュー・テック)
- オフィシャルサイト(リンク):http://www.okannoyomeiri.jp/index.html
ゆかりの地図
船岡山公園 | 牧野駅 |
京都府京都市北区紫野北舟岡町 |
牧野駅(大阪) |