バックドラフト

シカゴ(アメリカ)

作品の概要

殉職した父の後を継ぎ、消防署の分隊長になった兄。同じく消防士になるべく、シカゴに戻ってきた弟。2人が反目し合う中、奇妙な放火事件が相次いで起きていた。それらの共通点は、密室での火災発生時に起こる逆気流現象。炎と対峙する消防士の大敵“バックドラフト”・・・。

炎と戦う男たちの、信念と葛藤の人間ドラマ。それを大きく包み込む、「本物の」炎の描写。
ロン・ハワード監督のもと、カート・ラッセル、ロバート・デ・ニーロら豪華キャストの名演が光る。それらを支える、ILMによる迫力満点の視覚効果と、ハンス・ジマーによる熱く胸に響くテーマ音楽・・・。

単なるパニック映画ではない、崇高ささえ漂う、映画史に残る不滅の感動ドラマ。

『バックドラフト』
Blu-ray発売中¥1,886円(税抜)
発売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

ストーリー

ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)は職を転々とした末、亡き父と同じ消防士になった。そこにはかつて父の部下だったアドコックス(スコット・グレン)、そして分隊長となっていた兄、スティーブン(カート・ラッセル)がいた。着任早々、火災現場に向かったブライアンは、そこでの兄の英雄的な活躍を目の当たりにする。兄弟間の葛藤、消防士としての使命に揺れるブライアン。
一方、火災調査官のリムゲイル(ロバート・デ・ニーロ)は、この事件を放火と断言する。ブライアンは、彼の助手として火災の原因を調査する職に就く。服役中の放火魔ロナルド(ドナルド・サザーランド)に話を聞きに行くブライアン。
そこから数多くの疑惑が、そして意外な犯人像が浮かび上がるのだった・・・。

地域ばなし

ロバート・デ・ニーロが演じるリムゲイルは、シカゴの実在の火災調査官です。

エキストラの多くは実際のシカゴの消防士で、葬列のシーンにはシカゴ郊外の消防士も多数参加しました。

スタジオは、「シカゴスタジオシティ(Chicago Studio City)」です。

地域でおこったエピソード

シカゴ消防署には24の分隊がありましたが、映画のために第25分隊が作られました。

ロバート・デ・ニーロのアドバイザーを務めたシカゴの消防士の名にちなみ、被害者の1人の名前が「コスグローブ」となっています。

映画のストーリー上の舞台

シカゴ(Chicago)

ロケ地

アメリカ
イリノイ州
シカゴ:
サクラメント通り(Sacramento Street)の消防署、アーチャー通り(Archer Avenue)の消防署、シカゴ消防署エンジン分署(Chicago Fire Department Engine:消防署)
メリマック通り(Merrimac Ave)
オースティン(Austin)
ペン中央貨物操車場(Penn Central Freight Yards)
アップタウン劇場(Uptown Theatre)
ウェストサーマク通り(West Cermak Road)
グレースランド墓地(Graceland Cemetery)

リグリービル(Wrigley Building):ミシガン通り(Michigan Avenue:葬儀パレード)

ヒンスデイル(hinsdale)

オークパーク(Oak Park)

支援

シカゴ消防署

キャスト

カート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン、ロバート・デ・ニーロ、ドナルド・サザーランド、ジェニファー・ジェイソン・リーほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

シカゴ消防署エンジン分署

Chicago, Illinois

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