プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード

プラハ、プロスコヴィツェ、リトムニェジツェ、ポストゥピツェ(チェコ)

作品概要

クレジット: © TRIO IN PRAGUE 2016

名曲「ドン・ジョヴァンニ」誕生に秘められた愛憎劇― 1787年”百塔の都”プラハ。天才音楽家を巡る恋のトライアングルと邪悪な陰謀が錯綜する。

2017年12月2日公開
上映館案内

ストーリー

1787年、プラハはオペラ「フィガロの結婚」の話題で持ちきりだった。上流階級の名士たちは、モーツァルトをプラハに招き新作を作曲させようと決める。その頃、モーツァルトは三男を病で亡くし失意のどん底にあり、陰鬱な記憶に満ちたウィーンを逃れるために、喜んでプラハにやってきた。友人ヨゼファ夫人の邸宅に逗留して、「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲にいそしむモーツァルト。やがて、彼は、「フィガロの結婚」のケルビーノ役に抜擢された若手オペラ歌手のスザンナと出会い、その美貌と才能に大いに魅了される。一方、スザンナもモーツァルトが妻帯者と知りながら、その天才ぶりに引き付けられずにはいられなかった。急速にその距離を縮める二人。しかし、オペラのパトロンであり、猟色家との噂のあるサロカ男爵もまた、スザンナを狙っていた。三人のトライアングルは愛と嫉妬と陰謀の渦に引き込まれてゆく―

地ムービーポータルサイト:予告編ページ

地域ばなし

中世の街並みが残るプラハとその近郊で全編ロケを敢行しています。

チェスキー・クルムルフ城でのロケーション撮影など、モーツアルトが実際に訪れた場所・施設を映画の舞台として活写しています。

ノステッツ劇場での上映シーンでは、プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団が演奏しています。

ソプラノ歌手ヨゼファ・ドゥシェクとその夫が所有していた別荘「ベトラムムカ」は、モーツアルト・ドゥシェク記念館として一般公開されています。(2017年現在は修復で閉館中。)

1787年10月29日、モーツアルトは「ドン・ジョバンニ」を、プラハのノステッツ劇場(現在のエステート劇場(スタヴォフスケー劇場))で演奏しましたが、映画の中では、エステート劇場(スタヴォフスケー劇場)の外観が登場します。

オペラの上映シーンは、世界遺産チェスキー・クルムルフの宮殿劇場でロケーション撮影されています。
(エステート劇場(スタヴォフスケー劇場)ではありません。

ロケ地

チェコ
プラハ(Prague):エステート劇場(Estates Theatre)
プロスコヴィツェ(Ploskovice)
リトムニェジツェ:リボホヴィツェ城(Libochovice Castle)
ポストゥピツェ(Postupice):Chateau Jemniste

映画にちなんだもの

主な使用楽曲:オペラ『ドン・ジョバンニ』オペラ『フィガロの結婚』『証聖者の荘厳晩課』 K.339「主を褒めたたえよ」

仮面舞踏会

映画に出てくるグルメ

紅茶、マリアのビスケット

キャスト

アナイリン・バーナード、モーフィッド・クラーク、ジェームズ・ピュアフォイ、サマンサ・バークス

スタッフ

作品データ

クレジット:© TRIO IN PRAGUE 2016
製作年:2016年
公開日: 2017年12月2日
製作国:チェコ・イギリス合作
原題:Interlude in Prague
配給:熱帯美術館
上映時間:103分
オフィシャルサイト: http://mozart-movie.jp/

ゆかりの地図

プラハ:エステート劇場
50.085937,14.423709
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