冷たい熱帯魚

静岡県小山町・富士市、茨城県笠間市・水戸市、東京都中野区、神奈川県厚木市

作品概要


(C)NIKKATSU

猟奇的な連続殺人事件に否応なしに巻き込まれる熱帯魚店経営者と、その家族を描いた園子温監督の衝撃的傑作!

『冷たい熱帯魚』にちなんだもの

ストーリー

小さな熱帯魚店を経営する社本(吹越満)と妻の妙子(神楽坂恵)は、娘の美津子(梶原ひかり)が万引きしたと連絡を受け、スーパーへ向かう。
そこで警察への通報をされそうになったとき、同じく熱帯魚店を経営する村田幸雄(でんでん)の介入でお咎めなしに。社本よりはるかに大きい店構えを持つ村田は、若い女の子を全寮制の寮付きで雇っており、美津子もそこで面倒を見ても良いと申し出る。
再婚相手の妙子と美津子の不仲に悩んでいた社本はその申し出を受ける。
完全に村田のペースに乗せられた社本夫婦は、熱帯魚の養殖ビジネスに協力する事になるが、どんどん深みにはまっていく・・・。

地域ばなし

実際の事件は埼玉で起きましたが、映画の舞台は架空の街「静岡県富士見市」という設定です。

ネガティブシーンが多いため「富士野町プラネタリウム」など架空の施設がでてきます。ロケ地も多くが非公開となっています。

映画の舞台として、富士山が近くで見える街が選ばれており、劇中には工業地帯に囲まれた富士山がでてきます。
工業地帯に囲まれた富士山のシーンには、「見せかけのラブロマンスとか、親子の愛とか情愛とか描いた映画はもううんざりだ。これから日本の本当の社会の醜さをさらけ出して見せるよ」(園子温監督・談)というメッセージが込められています。

ロケ地

静岡県
小山町:
富士市:

茨城県
笠間市:笠間市役所笠間支所(熱帯魚屋「アマゾンゴールド」社長室,寒来署内)
水戸市:水戸熱帯魚センター(熱帯魚屋「アマゾンゴールド」のシーン)

東京都
中野区:アクアランドまっかちん(社本熱帯魚店のシーン)

神奈川県
厚木市:神奈川工科大学厚木市子ども科学館(プラネタリウム)

映画にちなんだもの

スポーツカー(ランボルギーニ)、熱帯魚(ピラルク、ウルトラスカーレット)、醤油、万引き、コーヒー、冷凍食品、ごはんパック

支援

美術協力:夢展望、松塚美術、情熱工場

撮影協力:
小山町フィルムコミッション、笠間市フィルムコミッション、アクアランドまっかちん、株式会社クロコ、神奈川工科大学厚木市子ども科学館、あつぎフィルムコミッション、小山町観光協会、小山町商工会、NPO法人まち再生ネットふじおやま、勝又興業、フィルムコミッション富士

特別協力:水戸熱帯魚センター

キャスト

吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、渡辺哲、ペ・ジョンミョン

スタッフ

監督:園子温
脚本:園子温、高橋ヨシキ
製作:杉原晃史
プロデューサー:千葉善紀、木村俊樹
音楽:原田智英
撮影:木村信也
照明:尾下栄治
美術:松塚隆史
衣装:荒木里江
録音:小宮元
VFX:鹿角剛司
特殊造形:西村喜廣
アクションデザイン:坂口拓
編集:伊藤潤一

作品データ

ゆかりの地図

小山町
35.360092,138.98729
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