山梨県上野原市、東京都町田市・小平市
作品概要
©朝井リョウ/集英社・2023映画「少女は卒業しない」製作委員会
直木賞作家・朝井リョウの同名連作短編小説を映画化。脚本・監督は短編『カランコエの花』が国内映画祭で13冠を受賞した中川駿。
廃校を目前に控えた地方高校を舞台に、避けられない別れを迎え、恋する喜びと切なさを心に刻む少女たち。
誰もが経験のある「卒業」。二度と戻れない“あの頃”の感情を呼び起こす青春恋愛映画。
ストーリー
今日、私はさよならする。世界のすべてだったこの“学校”と、“恋”と。
廃校が決まり、校舎の取り壊しを目前に控えたとある地方高校、“最後の卒業式”までの2日間。別れの匂いに満ちた校舎で、世界のすべてだった“恋”にさよならを告げようとする4人の少女たち。
抗うことのできない別れを受け入れ、それぞれが秘めた想いを形にする。ある少女は進路の違いで離れ離れになる彼氏に。ある少女は中学から片思いの同級生に。ある少女は密かに想いを寄せる先生に。
しかし、卒業生代表の答辞を担当するまなみは、どうしても伝えられない彼への“想い”を抱えていたー。
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
地域・建築ばなし・プロダクションノート
山梨県上野原市の「旧島田中学校」(現在は市の施設)でロケーション撮影されました。校舎が取り壊しになる学校という設定のため、年季の入った校舎がロケ地に選ばれました。
「旧島田中学校」の近くには川が流れていて映像的な“抜け感”もあり、校舎の外周が桜に囲まれていることも、本作のロケ地として好条件となっています。
桜の時期に合わせ、2022年3月29日~4月10日に撮影されています。
校舎の内観が黄ばんでいたり、床が木材で全体的にイエローに寄っているので、映像としてバランスをとるため、学生服のリボンやデザインで寒色を取り入れています。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
山梨県
上野原市:旧島田中学校、理容すずき
東京都
町田市:池田花火店
小平市:まつみ書店、学園坂商店街
映画にちなんだもの
卒業、桜、答辞、卒業ライブ、校舎、図書室、調理室、バスケットボール、曲「Danny Boy」、地元組、東京、花火
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:お弁当、ハンバーグ、紫キャベツ、アスパラガス、ナタデココ、パイン入りゼリー
支援
撮影協力:上野原市役所、池田花火店、まつみ書店、理容すずき、株式会社レントシーバー
キャスト
河合優実、小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望、窪塚愛流、佐藤緋美、宇佐卓真、藤原季節
スタッフ
監督:中川駿
脚本:中川駿
製作:藤本款、堤天心、佐竹一美
プロデューサー:宇田川寧、藤本款
アソシエイトプロデューサー:松原希衣
原作:朝井リョウ『少女は卒業しない』(集英社文庫刊)
音楽プロデューサー:杉田寿宏
音楽:佐藤望
主題歌:みゆな「夢でも」(A.S.A.B)
撮影:伊藤弘典
照明:高橋拓
美術:宍戸美穂
衣装:白石敦子
録音:鈴木健太郎
編集:相良直一郎
ヘアメイク:杉山裕美子
助監督:中里洋一
キャスティング:東平七奈
ラインプロデューサー:島根淳
制作担当:田口大地
作品データ
- クレジット:©朝井リョウ/集英社・2023映画「少女は卒業しない」製作委員会
- 製作年:2023年
- 公開日:2023年2月23日
- 製作国:日本
- 配給:クロックワークス
- 上映時間:120分
- 映倫区分:G
- オフィシャルサイト: https://shoujo-sotsugyo.com
ゆかりの地図
旧島田中学校 |
上野原市鶴島2255 |