神奈川県三浦市・横須賀市・川崎市
作品概要
自主制作とは思えない重厚感で、底辺で必死に生きる兄妹を描く。一年を通し四季に合わせて撮影を行うなど、心血を注いだ初長編作品
ストーリー
足に障害を持つ兄と、知的障害の妹。闇の中の二人に希望の光は射すのか? 良夫は、知的障害の妹・真理子と二人暮らしをしている。仕事を解雇された良夫は、貧困から脱するため、妹に売春をさせて生計を立てようとする。しかし二人には、様々な試練が待ち受けていた。
※人によって一部不快に感じられる内容を含んでいます。
地域ばなし・プロダクションノート
2016年2月〜2017年3月まで、1年をかけて四季折々のシーンをロケ撮影しています。撮影日数は、20日間です。
神奈川県の三浦半島(神奈川県三浦市・横須賀市・川崎市)でロケ撮影されています。
エンドクレジットには、撮影協力などが出てきませんが、特にロケ地を知られたくないという意図からではありません 。
街中のシーンは、横須賀でロケーション撮影されています。
部屋の中のシーンは、川崎の空き部屋でロケ撮影されました。
本作品には、ダマで撮った(無許可での撮影・ゲリラ撮影)シーンが多くあります。
キャスト・スタッフは、東京・新宿の郵便局前に集合して、三浦半島にロケ撮影に行っています。
片山監督は、演出としてライブ感が欲しかったことから、脚本の詳しい部分は、あえてキャストに知らせずに撮影に望んでいます。
小道具(しげる(貯金箱)・首から下げているぬいぐるみ、他)など、細部にもこだわった作品です。
小道具のうんこは、味噌をベースに、コーンなどを入れてつくられています。
片山監督が27歳の時、韓国映画『悪い男」のような、知的障害の女に悪い男が売春をさせようとするストーリで書いた脚本を、兄弟のストーリーに変え(キャストの松浦祐也さんのアイデア)、書き直した作品です。
片山監督はプロデューサーも務め、自身のお金を製作資金につぎ込んでいます。
本作品にはロマンポルノの雰囲気があることから、風祭ゆきさんが起用され、出演しています。
ロケ地
神奈川県
三浦市:三崎町、三崎漁港
横須賀市:
川崎市:
映画にちなんだもの
知的障害者、造船所、高知県の漁船、マグロ、トラック(ISUZU)、口紅、絵の具、カナブン、スズメの死骸、うんこ、花火
映画に出てくるグルメ
プリン、マグロ、海鮮丼、マクドナルド(マックフライポテト、ハンバーグ、マックナゲット)、焼きそば(UFO)、ピザ、テッシュ
キャスト
松浦祐也、和田光沙、北山雅康、岩谷健司、中村祐太郎、風祭ゆき
スタッフ
- 監督:片山慎三
- 脚本:片山慎三
- プロデューサー:片山慎三
- 音楽:高位妃楊子
- 撮影:池田直矢、葉月康輔
- 美術:松塚隆史
- 録音:西正義
- 編集:片山慎三
作品データ
- 製作年:2018年
- 公開日:2018年7月14日・7月18日(ワールドプレミア)
- 製作国:日本
- 上映時間:89分
- 映画祭の作品紹介ページ: http://www.skipcity-dcf.jp/films/japanese_feature04.html
ゆかりの地図
三浦市三崎町 |
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