鹿児島県・熊本県
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クレジット:©2018「かぞくいろ」製作委員会
2018年11月30(金)の全国公開に先駆け、11月23日(金・祝)、映画の舞台となった〈肥薩おれんじ鉄道〉が通る鹿児島・熊本にて先行公開されました。
W主演の有村架純・國村隼、𠮷田康弘監督が鹿児島・熊本を訪れ、舞台挨拶が行われました。
映画『かぞくいろ』 鹿児島・熊本先行公開記念舞台挨拶の内容
日時:2018年11月23日(金・祝) 19:30 ~
場所:鹿児島ミッテ10
登壇者:有村架純、國村隼、𠮷田康弘監督
トークイベントの内容(地域ばなし)
有村架純:
「今年の1~2月に撮影したのでその時はすごく寒かったのですが、今日はとても暖かいです。移動中の車では寝ちゃうほどでした(笑)」
國村隼:
「鹿児島といえば南国、というイメージしかなかったのですが、撮影中は雪も降っていたので、すごく裏切られたような気持ちになっていました。今日は架純くんが言っていたように、本当に南国らしいカッとした陽気で、これこそ鹿児島だなと思いました」
國村隼:
「ずっと鹿児島に住んでいる役だったので、鹿児島弁以外はしゃべらなかったですね。鹿児島弁は難しかったです。ただ実は、私は遺伝子的には八代(やつしろ)生まれの九州人なんです。生まれてすぐ関西に引っ越したのですが、鹿児島弁は初めて聞く言葉であるはずなのに、どこかで懐かしかったり、ふっと馴染んだりしたので、わりとスムーズに入れました」
有村架純:
「私は鹿児島弁のセリフなどはなかったのですが、実は親族が鹿児島に住んでいて、幼少期からおじいちゃん、おばあちゃん、いとこと話すときは向こうは鹿児島弁だったので、聞き慣れているというか、どこか懐かしかったです。<わっぜ>(鹿児島弁:すごい、すごくの意味)は、よく聞いていました!」
𠮷田監督:
「鹿児島(地元)の方々にエキストラとしてたくさん出演していただきました。小学校も平日に撮影に入らせていただいて、登下校のシーンはみんな参加してくれました。婦人会の方もあたたかいごはんを出してくださったり…撮影隊にとっては本当に有難かったです。美味しかったです」
有村架純:
「名物じゃないのですが、鶴を見ました。あとは黒ぢょか。」
國村隼:
「まさに私も。ほとんど撮影中は黒ぢょかがある店に毎日飲みに行っていました。それが高じて、黒ぢょかも買いまして東京の自宅で寒い時にそれを使って呑んだりします」
注)「黒千代香(くろぢょか)」:鹿児島の伝統的な焼酎用酒器
國村隼:
「実感として<かぞくいろ>は鹿児島というバックグラウンドがなければ出来なかった作品だなと思いました。鹿児島の方は、桜島などの大自然とみなさん折り合いをつけながら暮らしてこられて、それを通しての風情みたいなものがある。その地に東京から晶ちゃんや駿也が来て、ばらばらに壊れていたかぞくを再生していけるという話です。なので、鹿児島という風土、自然、そしてみなさんがいないと絶対成り立たなかった映画だなと実感しました。」
作品データ
タイトル:RAILWAYSシリーズ最新作「かぞくいろ」
監督・脚本:吉田康弘
出演:有村架純、國村隼、桜庭ななみ、歸山竜成、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路、青木崇高
主題歌:「カラー」斉藤和義(スピードスターレコーズ)
企画:阿部秀司事務所、ロボット、松竹
制作:ロボット
配給:松竹
ロケ地:鹿児島県・熊本県
鉄道:肥薩おれんじ鉄道(熊本県八代〜鹿児島県川内)
特別協賛:出水酒造
協賛:鹿児島県阿久根市、映画「かぞくいろ」制作を応援する会
撮影協力:肥薩おれんじ鉄道、九州旅客鉄道
公開日:2018年11月30日(金)
オフィシャルサイト:http://www.railwaysmovie.jp/
ストーリー:
わたしたちにしか描けない、 家族のカタチ。晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。
ゆかりの地図
鹿児島ミッテ10 |
鹿児島ミッテ10 |