映画『影踏み』映画の生誕地&ロケ地の群馬へ表敬訪問。(群馬県中之条町・前橋市・伊勢崎市・高崎市)

群馬県中之条町・前橋市・伊勢崎市・高崎市

 

写真:左から原作者・横山秀夫、山崎まさよし、篠原哲雄監督、伊勢崎市長・五十嵐清隆氏

映画『影踏み』が2019年11月より全国公開されます。
映画製作の始まりは、映画『月とキャベツ』(1996年公開、監督:篠原哲雄、主演:山崎まさよし)のロケ地として有名な群馬県・中之条町。
映画『月とキャベツ』がきっかけで始まった中之条町「伊参スタジオ映画祭」に、2016年にゲストとして参加したが、山崎まさよし・篠原哲雄・横山秀夫の3人。
そのことが、横山秀夫「影踏み」の映画化につながりました。 作品は、全編オール群馬ロケでもあり、山崎まさよし・篠原哲雄・横山秀夫の3人が揃って群馬県前橋市・伊勢崎市・高崎市の市長を表敬訪問しました。

各市でのコメントは下記の通り。

【前橋市】

篠原監督
「前橋では弁天通り商店街や図書館、裁判所、刑務所等で撮影させていただきました。映画を始めてから毎年群馬に通っていて、ずっと繋がりがあるので、群馬は第二の故郷のようです」

山本市長
「映画作りはパワーが要りますよね。でも、映画の中で見る自分たちの街はまた少し違って見えたりするので、とても楽しみです」

山崎まさよし
「横山作品は根底に“民”と“官”のせめぎあいを感じます。主人公の真壁は泥棒で、地べたを這いずり回っているような人間で。もちろん犯罪はだめなので自分との共通項を見出すのは難しいけれど、私はオーラが出ていないとよく言われるので(笑)、ちょうど良かったのかもしれません。足音をできるだけ立てないようにしました。」

【伊勢崎市】

伊勢崎市は、保育園や尾野真千子演じる久子の住むアパート、真壁が忍び込む家、川沿いの土手等、主要キャストが登場する印象的なシーンの多くがロケ撮影されています。

五十嵐市長
「横山さん原作という日本を代表する映画が群馬から生まれて大変嬉しいです。伊勢崎が少しでもお手伝いできたのはとても名誉なことです」

山崎まさよし
「撮影で使わせてもらった文房具屋の横にあった楽器屋でギターを購入し、そのギターを主題歌に使わせてもらいました。」

【高崎市】

篠原監督
「冒頭の野良猫にえさをあげるシーンは柳川町あたりで撮影しました。山崎さんに本当に猫が寄ってきてドキュメンタリーのようなシーンになっています。風景もすごく良かったです」

富岡市長
「高崎では毎年たくさん映画の撮影をしていますし、エキストラもすぐに集まり、協力体制が整っています。とても嬉しいことですし、高崎を映画の街にしたいですね」

横山氏
「伊参スタジオ映画祭でたまたま出会って始まった。これまで何度も自分の作品が映画化されていますが、今回のように自分の目の前で企画が動いているのを感じることができるのは初めてです。家族のこと、世間と個人との関係性、地べたスレスレから物を見る視点・・・この映画は観る人によって引っかかるところが違います」

映画『影踏み』 群馬県3市長表敬訪問 概要

実施日:2019年6月5日(水)
訪問先:前橋市・山本龍市長/伊勢崎市・五十嵐清隆市長/高崎市・富岡賢治市長
参加者:山崎まさよし、篠原哲雄監督、横山秀夫

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