東京都三鷹市、神奈川県葉山町・横須賀市・平塚市
作品の概要
家族のことを想う時、何度でも観たくなる映画。 阿部寛、夏川結衣、YOU、樹木希林、原田芳雄、高橋和也ら豪華なキャストが是枝監督のオリジナル脚本に惚れこみ、自由かつ熱い意見を交わして生まれた極上のアンサンブル。 小津安二郎、成瀬巳喜男、向田邦子など、日本が誇るホームドラマ(家庭劇)の伝統に加わる1作! 成人して家を離れた子供たちと老いた両親の夏の一日をたどるホームドラマに、誰しもが自分の家族の姿を重ね合わせずにはいられない。 人生は、いつもちょっとだけ間にあわない (C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会 |
|
ストーリー
夏の終わりに、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。 開業医だった父とそりのあわない良多は失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。
明るい姉の一家も来て、横山家には久しぶりに笑い声が響く。 得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。
ありふれた家族の風景だが、今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日だった・・・。
地域ばなし
三鷹市、葉山町、横須賀市、平塚市などでロケ撮影されました。
地域でおこったエピソード:
「階段好き」として知られる是枝監督は、今回もまっさきにプロデューサーに「いい階段、見つけたんですよ」と告げました。
おばあちゃん(樹木希林)の家、横山家の撮影は、ロケとセットの組み合わせです。
映画のストーリー上の舞台:
昭和40年頃に建てられた医院と住居が繋がった併用住宅、海の見晴らせる丘の上の墓地など。
ロケ地
東京都
三鷹市:小児科医院
神奈川県
葉山町:住宅地にある階段
横須賀市:長浜の久里浜霊園
平塚市:袖ヶ浜海岸など。
電車:京浜急行
映画にでてくるグルメ
家庭料理:大根のきんぴら、豚の角煮、とうもろこしのかき揚げ、枝豆とみょうがの混ぜ寿司
支援
撮影協力:永井医院、不二家(三浦海岸レストラン店)
キャスト
阿部 寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、樹木希林、原田芳雄ほか。
スタッフ
- 監督:是枝裕和
- 脚本:是枝裕和
- 製作:川城和実、重延 浩、久松猛朗、李鳳宇
- 企画:安田匡裕
- プロデューサー:加藤悦弘、田口 聖
- 原作:是枝裕和
- 音楽:ゴンチチ
- 劇中使用曲:「ブルーライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ、1969年(昭和44年))、「赤とんぼ」、「火の用心の歌」
- 撮影:山崎 裕
- 照明:尾下栄治
- 美術:磯見俊裕、三ツ松けいこ
- 録音:弦巻 裕、大竹修二
- 編集:是枝裕和
- 料理指導:フルタニマサエ
作品データ
- クレジット:(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会
- 製作年:2007年(制作年度)
- 公開日:
- 製作国:日本
- 配給:シネカノン
- 上映時間:114分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:第56回サン・セバスチャン国際映画祭(スペイン)にて脚本家協会賞、第23回マルデルプラタ国際映画祭コンペティション部門(アルゼンチン)にて最優秀賞・アルゼンチン映画記者協会賞、第30回ナント三大陸映画祭(フランス)最優秀女優賞(樹木希林)、第33回報知映画賞助演女優賞(樹木希林)、第21回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞(夏川結衣)。
- 製作委員会:「歩いても 歩いても」製作委員会(エンジンフィルム、バンダイビジュアル、テレビマンユニオン、衛生劇場、シネカノン)
ゆかりの地図
三鷹市 | 葉山町 |
東京都三鷹市 |
神奈川県三浦郡葉山町 |
平塚市・袖ヶ浜海岸 | 横須賀市長浜・久里浜霊園 |
神奈川県平塚市袖ケ浜 |
神奈川県横須賀市長沢1丁目54−1 |